若い世代に着実に浸透するクラシックフィジーク バキュームポーズも多くが難なくクリア




8月16日、京都テルサにて「第2回日本ジュニアクラシックフィジーク選手権大会」が開催された。今大会は、ジュニア世代(23歳以下)の日本トップを決める戦いだ。

【フォト】各階級の決勝進出者

出場選手数の激増により、今年から身長別4クラスに分けて審査が行なわれ、大きな盛り上がりを見せた今大会。一般の日本選手権は今年で6年目、このジュニアは開催2年目となり、より「クラシックフィジークらしい」選手が集まった印象だ。

以前は(カテゴリーとしての)ボディビルからの転向組が多く、ポージングなどもまだボディビル寄りの選手も一定数いた。しかし、ゴールドジム主催のマッスルゲートでは早くから若手クラス向けのクラシックフィジークが開催され、また学生ボディビル出身の五味原領や川中健介らが20代前半の頃からこの競技をけん引してきたこともあり、若い世代へ「クラシックフィジークとは」というのが浸透し、カテゴリー全体として洗練されていっている。実質的に“ふるい落とし”として比較審査の最初に全員がとる「バキュームポーズ」も、ジュニア世代でも多くの選手が難なくクリアしていた。

今大会では、168cm以下級では田口昴、171cm以下級では松波育実、175cm以下級では林凌矢、175cm超級では與川巧起がそれぞれ優勝。オーバーオール戦は田口が制し、2代目ジュニアNo.1クラシックフィジーク王者となった。田口はボディビルでも階級を制しており、より筋量を増してボディビルに進むのか、より洗練された筋肉美でクラシックフィジークの道を進むのか、気になるところだ。

文・写真/木村雄大