苦しい時ほど笑顔を絶やさず 昨年3位の女性アスリート、1年越しでつかんだクロスフィット日本一




9月20、21日の2日間にわたって開催された「JAPAN CHAMPIONSHIP 2026」の、国内トップクラスのクロスフィットアスリートが集うElite女子で、古賀円花選手が優勝を飾った。

【写真】クロスフィット日本一決定戦 女子カテゴリーの熱戦模様

昨年は3位。その表彰台で「来年は一番高いところに立ちたい」と掲げた目標を、1年後に現実のものにした。大会初日、古賀選手は暫定首位に立った。

2位作山選手、3位三浦選手、4位池田選手で上位は僅差の中、勝負の行方を残したまま2日目を迎えた。

複数のイベントを戦うクロスフィットでは、パワーや持久力、テクニックだけでなく、イベント間でいかに体を回復させ、次の戦いへ切り替えられるかも重要になる。

2日目も古賀選手は大きく崩れることなく、総合首位をキープした。そして迎えた最終日。

古賀選手はリーダーTシャツを着て会場に登場した。作山選手が最後のイベントを制して大会を締めくくったが、2日間を通した総合成績では古賀選手がトップを守り、優勝が決定した。

全てのイベントで、苦しい時ほど笑顔を見せ続けた古賀選手だが、表彰台では最高の喜びの笑顔を見せてくれた。

結果、初日終了時点のトップ3がそのまま表彰台を占めた。古賀選手は今大会、予選免除でファイナルへの出場権を得ていたが、VITUP!の事前インタビューでもあった通り、予選ワークアウトのEvent 1、Event 2に実際に取り組み、本番へ向けて自分の状態を確かめながら当日に臨んだ。

昨年すでに3位。国内トップクラスにいる古賀選手にとって、今年求められたのは、そこからさらに上へ進むことだった。

「一番高いところに立ちたい」と言った1年後に優勝が決まり、表彰台の中央に立った賀選手は、大会関係者やボランティア、応援に駆けつけた仲間たちへの感謝を述べた後、昨年の自分の言葉を振り返った。

「去年3位で、来年は一番高いところに立ちたいとか言っちゃったので。一番高いところに立ちたいなっていう思いでがんばりました」

有言実行の優勝だった。だが、そこで満足するつもりはない。

「これで満足せずにもっと強くなって、そしてもっとクロスフィットを楽しみたいと思います」

昨年3位から今年は優勝。1年前に目標として掲げた場所に立った古賀選手が、その場所で口にしたのは、過去を振り返る言葉ではなく、これからさらに強くなるための言葉だった。

JAPAN CHAMPIONSHIP 2026女子Elite王者・古賀円花。日本一になった彼女の次の1年が、ここから始まる。