「大会前につらいことをしないで」47歳・看護師が美ボディ大会優勝 普段の生活がそのままステージに




「まさに自分の生活そのものだなと思いました」

大会のコンセプトについてそう話すのは、女性の健康的な美しさを競う『Pursuit Japan』(8月9日開催)に初出場し、カテゴリー優勝をはたした岸ゆきこさん(47歳)。これまでさまざまな団体の大会に出場してきたが、Pursuit Japanには他のボディコンテストとは違った魅力を感じたという。

写真提供/本人

【写真】岸さんの自然体な生活で磨いた美ボディ

「筋肉や体だけじゃなくて、ちょっとミスコンの要素もあるのかなと思いました。スピーチもありますし、ドレスも少しミスコンっぽい。他の大会と違っていて、これはこれで楽しいなと思いました」

大会が掲げるのは「健康な女性は美しい」というコンセプト。過度な減量やトレーニングではなく、健康的な生活を送りながらの体づくりを大切にしている。その考え方が、岸さんにはしっくりきた。

「レッスンに行った時にも、『大会前につらいことをしないで、そのまま出ていい』と先生に言われました」

岸さんの普段の食事は野菜や大豆製品、魚などが中心。ファストフードやジャンクフードを食べることはほとんどないという。そうした生活を約10年間続け、現在はジムにも通っている。

「Pursuit Japanのコンセプトを見た時に、まさに自分の生活そのものだなと思いました。普段から健康的な生活をしていて、それを評価してもらえるというのはすごくいいなと思いました」

今大会に向けて厳しい減量を重ね、ステージ当日にピークを合わせたわけではない。岸さんにとってPursuit Japanは、普段から続けている生活の延長線上にある大会だった。「本当に明日にでも出られるくらいの感じだと思うので」と笑う。

そんな今大会では、初めてレギンスでの審査にも挑戦。優勝という結果を残した一方で、今後に向けた課題も見つかった。

写真提供/本人

「レギンスに関しては、少し筋量が足りなかったなというのはありました。でも、レギンスを履いて大会に出たのが初めてだったので、すごくいい経験になりましたし、楽しかったです。優勝もできたので、よかったなという感じです」

そして、何よりうれしかったのが「ベストウォーキング賞」を受賞したことだった。過去には別のボディコンテストに向け、毎週のようにウォーキングレッスンへ通っていた。今回の受賞にはそうした経験が活きたと感じている。

「やってきたことが成果につながったと思いました。団体が違っても、今までやってきたことが活きるんだなと。本当にウォーキングとか、一瞬の目線とか姿勢とか、そういうところで審査されるんだなと思って。そのシンプルさはすごくいいなと思いました」

初出場で優勝を手にしたが、決して満足しているわけではない。岸さんが次に見据えているのはオーバーオール優勝、そして「ROAD TO QUEEN」への出場だ。体についてもレギンスではさらなる筋量アップを課題に挙げ、ドレスではウエストや腹部の仕上がりに改善の余地を感じたという。「さらにもっと進化した状態、今回よりもっといい体で次の大会に臨みたいです」と意気込みを語る。

大会のためだけに健康的な生活を送るのではない。日々の生活があり、その先にステージがある。岸さんはこれまで通りの生活を続けながら、次なる目標へ向かっていく。