2日間にわたり開催された、木澤大祐・合戸孝二が主催するジュラシックカップの決勝大会「JURASSIC CUP 2026 WORLD GRAND PRIX」。初日を大いに盛り上げたのは、初開催となったクラシックフィジークと、ボディビルカテゴリー初出場の選手に限定されるノービスクラスの2つを制した中野雅也(27)だ。
帝京平成大学出身の中野は、2021年に九州学生選手権、西日本学生フィジーク選手権で準優勝。サマースタイルアワードなどへの出場を経て、今回、初めてジュラシックカップに出場した。
大会後、公式YouTubeチャンネルでのインタビューに応じた中野は、「ほっとしました」と安堵の表情を見せた。今シーズンは、昨年末に負った骨折や病気の影響もあり思うようなスタートは切れなかったものの、それでも結果的に除脂肪体重で2kg増量に成功するなど、強度高いトレーニングを積み上げてに成功。その成果はしっかりとステージで表現され、力強さも美しさもあるボディで2冠獲得につなげた。
「初めてのフリーポーズを、矢継ぎ早にやることもなかなかないと思うので、良い経験になりましたし、楽しかったです」
各階級の優勝者は最上位のグランドクラスへの出場権を獲得するため、歴代の覇者もその舞台に立ってきた。ところが、表彰式後の木澤によるインタビューで「明日は、グランドクラスで」と、出場への意気込みを前提にしたように話を振られると、「実は、明日は仕事を入れてしまって…」とまさかの欠場。木澤も「え、冗談だよね…」と苦笑いする一幕もあった。
2カテゴリー優勝により、賞金合計35万を獲得。現在はジムには通わない「ホームトレーニー」であり、「マシンの購入に充てようかな」と話した中野。今回はクラシックフィジークに挑戦したが、「バキュームポーズが苦手なので…」と話しており、来年以降は、今年断念したクラシックボディビルへの出場で、さらなる活躍を目指していく。
文・写真/木村雄大

