「マッスルゲート関東大会」(9月12日)のボディフィットネス一般の部で優勝をはたし、審査員特別賞も受賞した恩田雅子は、中学3年生の息子を育てる母親でもある。
大会後に話を聞くと「私、餃子をつくるのが上手なんです(笑)。お家で餃子200個焼き、食べ放題をやるぐらい作るのが上手です」とお茶目な姿を見せつつ「息子は絶賛反抗期です(笑)」と母親らしいコメントを残した。そんな彼女の心の支えになっているのがトレーニングだ。
「思春期の子どものことで頭がいっぱいになってしまいます。トレーニングをすることでストレス発散できるんです。何か困ったことがあれば自分の筋肉が助けてくれると思っています!」
鍛え始めたのは約6年前。当時は保育士として働いており、腰痛に悩まされていたことから、現在も通うパーソナルジムに足を運ぶようになったという。
2024年にはコンテストデビュー。マッスルゲートのレギンス、レギンスフィットネスの2部門に出場したことを皮切りに他団体にも出場した。2025年はバルクアップに取り組み、10kg増量した。
今年はボディフィットネス(筋量やハードさが求められつつ、女性らしさやウォーキングなどもトータルパッケージで審査されるカテゴリー)に出場しており、7月に開催された(JBBF主催の)第61回東京選手権では、158cm超級で6位入賞をはたした。
今大会を制した要因は、ポージングにあると恩田は振り返る。
「最後に勝敗を決めるのはポージングだと、トレーナーの先生に言われていたんです。ポージングをうまく見せられるように注力しました。家の鏡の前で練習しましたね」
現在は障害者の就労支援事業に携わりつつ、障害児へスポーツ支援を行なうNPO法人も運営している。そんな中で週3〜4回、部位分けをしてトレーニングに励み、嫌いだという脚のトレーニングも欠かさない。
「仕事モード、母親モードでいる時間が長く、なかなか日々のトレーニングの時間が取れずに困ることがあります。それでも夜ご飯を家族に出した後などに、自分を奮い立たせてジムに行ったりしています!」
ステージに立つ姿はハツラツとしていた。子育てに励みつつ、自分の挑戦も積極的に行なう。そんな日々のバランスが、彼女にとって心地いいのかもしれない。


