他競技で鍛えた強靭な肉体が、ボディコンテストでも強みになった。市川市文化会館で開催されたマッスルゲート関東大会(9月12日)のクラシックフィジーク一般175cm超級で優勝した中村恒太は、アメフトがルーツの筋肉美をステージで披露した。
高校生の頃、アメリカンフットボールを始めたことからウエイトトレーニングにも着手した中村。「バーベル歴は10年です」と力強く語る。
今回、クラシックフィジークでコンテスト初出場を決めた理由を聞くと「フィジークに出場したいと思ったところ、マッスルキャンプで川中健介さん(日本クラシックフィジーク選手権4連覇中)から『脚が大きいのでフィジークではないと思いますよ』とアドバイスをいただいたので、川中さんと同じクラシックフィジークに出場しました」と経緯を話してくれた。
中村の特徴は、自他ともに認める発達した大腿四頭筋だ。体重78kgにして、バーベルスクワットは210kgでセットを組むこともあるなど、高強度なトレーニングがその脚をつくっている。
アメフトではラインバッカーやディフェンスラインを務めてきた。アメフトで鍛えた心身が、現在の体づくりの土台になっているのだろう。堂々の肉体をつくってなお、「川中さんは300kgのスクワットをするので全然ですよ」と謙虚な様子を見せる。
「職場の同僚や家族が見にきてくれたので、情けない姿を見せられませんでした」
応援に駆けつけた同僚や家族の前で、見事に結果を残した。今後の展望としては「体のサイズを大きくしてボディビルに挑戦し、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の日本選手権に出場することが目標です」とハッキリと語った。明確な目標に向け、さらなる鍛錬に励んでいく。

