細身部門で京都連覇の平田りえ。「もっと大きくなって王道部門も獲りたい」【SBC】




4/15(土)に京都・文化パルク城陽にて開催されたSuper Body Contest(SBC)の2023年第2戦となる京都大会(KYOTO 01)にて、SBC部門とTREND部門にダブルエントリーした平田りえが、両カテゴリーのChampion of the show(総合優勝)に輝いた。

SBCでも勝てる体を目指して

細く引き締まったボディと長い黒髪が魅力の平田は、昨年10月の京都大会においても細身の体が評価されるTREND部門を優勝しており、今大会の総合優勝をもって見事に連覇達成。まさしくTREND部門を体現する姿をステージで見せた。

昨年の決勝大会でもTREND部門のみでエントリーしていたように、この道を究めていくのかと思いきや、その裏には意外な思いを抱えていた。

「自分の今の体はまだ筋量も足りないので、TREND部門向きの体だとは思っています。ただ、やっぱり(筋量やサイズが必要とされる)SBC部門でも勝ちたい。なので今大会に向けては、トレーニングはもちろん、広背筋を広げて肩から大きく見せるようなポージングの練習に力を入れてきました」

目指しているのは、華奢の体のまま勝てるカテゴリーではなく、より大きくなって、王道と言われる部門で勝つこと。まだSBC参戦2年目ではあるが、昨年取り組んだ“くびれづくり”に加え、自分の体の特徴を理解しつつ、理想とする姿を目指して貪欲に取り組みを続けていくとのことだ。

「今大会は、SBC部門とTREND部門の両方を獲ることができて満足しています。ただ、まだまだ筋量は足りない。これからもトレーニングを重ねて、SBC部門でも勝てる身体づくりをしていき、日本一を目指していきます」

決勝大会が行なわれるのは12月。そのステージで、さらなる進化を遂げた姿を見せてくれることを期待したい。

文・写真/木村雄大