Super Body Contest(SBC)の2023年第2戦となる京都大会(KYOTO 01)が、4/15(土)に京都・文化パルク城陽にて開催され、コンテスト初出場の水谷隼大がSBC部門・TREND部門の2カテゴリー制覇を達成した。
辛かった減量期間が嘘のよう
もともと運動不足解消とダイエットを目的に、約2年半前にトレーニングを始めたという水谷。このSBC京都大会への参戦については「トレーニングを続けていく中で目標を失ってしまい、何か目指すべきものが必要だと思ってコンテストに挑戦しようと思った」と話す。
多くの選手が、SBCが主催するポージングレッスンなどを受けたうえで大会に挑む中で、彼は誰からも指導を受けることはなく、所属するジムの上司と共に見よう見まねのポージングでステージに挑戦。「正直わからないことだらけだったのですが、フリーポーズをやってみたくてコンテストを探していたところ、見つけたのがSBCでした。しっかりと力を入れて、筋肉の使い方や見せ方だけはできるようにしてきました」とのことで、ビギナーながら自信の強みをステージ上で堂々と発揮することで、総合優勝を獲得したのであった。
「減量期間は3か月でしたが、初めてということもあり本当にきつかったです。正直、『こんなんもう一生やらん』とさえ思っていたのですが、優勝をいただけたことでその辛さが報われた気分ですし、大会が終わってみると、辛かった期間が嘘だったかのように楽しい思い出でいっぱいなんです。SBCに出て良かったです」
初のステージで2冠達成と驚きの1日となったわけだが、これで彼の挑戦が終わるわけではない。「まだ次の大会については未定」としつつも、当然トレーニングや体づくりは継続していくとのことだ。
「今日は自分の周りにはサイズが大きい方がいらっしゃっいました。まずはいったんちょっと休んで次のことは考えようと思いますが、そういう方々のようにもっと大きくなれるよう、これからもトレーニングに励んでいきます」
文・写真/木村雄大
◆初心者とは思えない引き締まったバキバキボディを披露する水谷隼大