空手日本代表のエースは現役女子高生。規格外の強さを支えるトレーニングとは?




 【サンドバッグ打ち】

メニューとメニューの合間に何度も行なうなど、稽古の中心となっているのがサンドバッグ打ち。突きのみや廻し蹴りのみ、ヒザ蹴りのみ、技フリーなど、さまざまなバリエーションで行なう。腰にチューブを巻きつけて負荷をかけて突きを打ったり、両手にダンベルを持って廻し蹴りやヒザ蹴りを繰り出すバージョンもある。

 

【シャドー】

こちらも下段廻し蹴りや中段前蹴りなど、技を限定した形でも行なう。

 

【バトルロープ】

タイヤに括りつけたロープを持ち、両手で波打たせるように上下に動かしたり、左右交互に上げ下げしたり、外から内へ動かすなど、さまざまな動きで全身の筋肉を鍛える。

 

【補強】

各数分間で時間を区切り、腹筋、背筋、ジャンピングスクワットを順番に行なう。

 

【タイヤ引き】

2つ合計でゆうに100kg以上あるタイヤを引っ張る。

 

【踏み台昇降運動】

高さのある台を使って数分間、踏み台昇降運動を行なう。

 

【組手】

男子選手と組手稽古(スパーリング)を数ラウンド行なう。

 

【腹打ち】

下突きを連続で打ってもらい、ボディを鍛える。

【大会情報】

第13回全世界空手道選手権大会
主催:全世界空手道連盟新極真会
日時:2023年10月14-15日
会場:東京体育館
新極真会HP

取材・文/伊藤翼 写真/長谷川拓司