『奇跡の2.5次元ボディ』と呼ばれる肉体美で活躍する、コスプレイヤーの桃戸ももさん。今年はトレーニング、ポージングと2冊の書籍が発売されるほどの人気を博しています。肉体美×コスプレという掛け合わせで唯一無二の魅力を放つ彼女ですが、新境地の開拓にも余念がありません。11月には初出演となった舞台『有頂天少女』を経験し、天井知らずの成長を続けているのです。
ステージでは制服姿で歌って踊り、新たな表情を見せていた桃戸さん。今回はそんなチャレンジを振り返っての話を聞きました。
【動画】桃戸さんが万バズの走りとなったジョジョ立ちをレクチャー
――今回、初めての舞台挑戦となりました。いかがでしたか？
「映像での演技は経験があったのですが、舞台は初めての経験だったので歌にダンス、声の出し方など苦労することが多かったです。でも出演者のみなさまに教えていただいたり、発声や滑舌といった課題を設けて毎日練習することで、最後には舞台を楽しみつつ役を演じることができました！」
――課題を設けた時に、どんなことを意識して練習したんですか？
「声を張ることを意識しましたね。もともと声が響きにくくて、大きい声を出したことがなかったので……。客席の一番後ろまでしっかり聞こえるように意識しました。まだまだ自分で納得はできていませんが、最初と比べたらしっかりと発声ができるようになってきたかなと思います」
――本番に臨むにあたって緊張することもあったかと思います。
「そうですね。ただ、演出家の吉田武寛さんと共演者のみなさんからいただいたアドバイスを全部出し切ることと、とにかく楽しむこと。このふたつを絶対やるぞ！という気持ちで臨みました」
――今回の挑戦について、ファンのみなさんからの反応はいかがでしたか。
「舞台前も舞台後も、ありがたいことに好意的なコメントをくださってとてもうれしかったです。舞台後は『初めての舞台演技とは思えないくらい堂々としていました』と言っていただけることが多く光栄でした」
🟠舞台「#有頂天少女」🟢
全公演、無事終演いたしました！
改めまして、ご観劇いただいた皆様、応援してくださった皆様、 誠にありがとうございました！ pic.twitter.com/UbeEwvBE0j
— 舞台「有頂天少女」 (@utyotenshowjo) November 26, 2023
【舞台「有頂天少女」X (@utyotenshowjo)より】
――かけてもらった言葉の中で、とくに印象に残っているものは？
「『ダンスがキレキレでかっこよかった』と言っていただけたことですね。フィギュアスケート経験はありましたがダンスを習ったことがなく、共演者のみなさんのレベルに追いつけるようにダンスの練習を家で毎日２時間していました」
――自分を見せる・表現するという点は共通しますが、舞台はコスプレとは違った活動です。今回の挑戦でとくによかった点があれば教えてください。
「コスプレのお仕事でも『キャラを演じて動く』ということは多いので、姿勢をつくったり、役を演じる動きはコスプレと通じるところがありました。やってみてよかったと思いました」
――今後も他ジャンルに挑戦を続けていきますか？とくに興味のある分野などあれば教えてください！
「はい。具体的には、声を使った仕事に興味がありますね。新しいことに挑戦するのが大好きなので、今思いつかないようなお仕事にも挑戦していきたいです。今回も舞台の楽しさを知ることができたので、また挑戦したいなと思っています」
文/森本雄大
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