“夏が一番似合う男性・女性を決める”をテーマに各地で予選が開催されているSUMMER STYLE AWARD（サマスタ/SSA）。団体創立10年目を迎える同団体は、12月の決勝大会をベルサール渋谷ガーデン（キャパ3000人越えの大会場）で行なうことを発表した。そんな記念すべきシーズンに先立ち、代表の金子賢さんに今年の注目選手を聞いた。
【フォト】極上の2023プロ決戦。最高峰の舞台で輝いたトップ選手たち
今年の大会シーズンは3/31の新人向けコンテスト『新人類＆東日本ROOKIE CHALLENGE CUP予選』（会場：大宮ソニックシティ）が初陣。一般選手も参戦の地方予選としては4/20の『SPRING CUP 予選＆ROOKIE CHALLENGE CUP SPRING予選』（会場：武蔵村山市民会館さくらホール）が開幕戦となります。
そこから各地予選を経て、7/27にはプロ選手が集う年間最初の舞台である『JAPAN PRO CHAMPIONSHIP』（夏のプロ戦）、そして12/8には年間の集大成である『FINAL』（アマチュア対象の決勝大会）および『JAPAN PRO GRAND PRIX』（冬のプロ戦）が開催されます。
そんな今シーズン注目は、昨シーズンに冬のプロ戦でBIKINI（BETTY）部門の6連覇を達成した射手矢味香選手ですね。選手たちの高い壁であり、目標である彼女はサマスタの象徴的な存在になっています。独走状態の女王のステージに今年も注目したいです。
それを止めにかかる存在としては、同じくBETTY部門の堀越雅選手でしょう。もともとは自己肯定感が低かったとのことですが、筋トレを通じてそれを克服。今では堂々としたステージで次期女王の最有力候補です。昨年は夏のプロ戦で優勝、冬は射手矢選手に次ぐ2位と着実に結果を残しているので、今年の飛躍に期待ですね。
男子で言うと、まずはSPORTS MODEL部門の鶴巻孝浩選手ですね。昨年の冬のプロ戦でSPORTS MODEL部門の総合優勝を射止めており、もはや敵なしレベルの体に仕上げてきている印象です。プライベートでは家族を持ち、ステージでカッコいい姿を見せ続ける優しいお父さんでもあります。彼を倒す選手が今後出てくるかも見どころでしょう。
次に注目したいのは富樫吏輝選手。2022年の東北予選でSPORTS MODEL部門のオーバーオール優勝を掴んでプロ契約し、その年のJAPAN PRO GRAND PRIXではクラス５位入賞。2023年は同大会でミドルクラス2位と飛躍を見せています。持って生まれた骨格スタイル、努力で積み重ねた厚みのある体は見ごたえがあります。あとはコンディションを整え、どんな造形美で本番に臨んでくるか楽しみです。
昨年のルーキーとしては、『ROOKIE CHALLENGE CUP FINAL』（12/9開催）にてBEAUTY FITNESS MODEL部門の優勝をつかんだ赤西麗美選手が一番輝いた存在かと思います。ある日ジムに行った時、サマスタの選手と間違えられたことから大会を知ったというエピソードは驚きですし、うれしいことですね。今ではまさに「サマスタの赤西さん」となり、ドラマのような成長を見せてくれています。ルーキーから次のステップに上がるのは一段壁がありますが、彼女であれば越えてくれるのではと期待しています。
トップ戦線の選手たちはもちろんのこと、ルーキーから一般まで幅広い選手たちが大会に出場します。気軽に“推しを見つける”くらいの気持ちで、ぜひ一度会場に足を運んでみてください。
取材・文/森本雄大
写真提供/SUMMER STYLE AWARD
