5月30日(土)~31日の2日間にわたり、京王アリーナTOKYOで『第10回記念全日本フルコンタクト空手道選手権大会』が開催される。これは、フルコンタクト空手の統括組織であるJFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)が主催する体重別日本一決定戦で、2014年の第1回大会から積み重ねた歴史は今年で10回目を迎えた。
昨年5月には初の統一世界大会『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会』が開催され、全10階級中9階級を日本人選手が制する結果となった。今大会にはその中から5人の世界チャンピオン(澤井天心、後藤優太、鈴木未紘、網川来夢、森みいな)もエントリーしており、順当に勝ち上がるのか、波乱が起こるのかに注目が集まる。中でも、男女重量級に出場するふたりの世界チャンピオンは特筆すべきものがある。

男子重量級にエントリーしている後藤優太(空手道MAC)は190cmの長身を活かした爆発的な攻撃力が売りで、一本や技有りを量産する当て勘にも優れている。大手総合商社・丸紅に従事するエリート商社マンでもある後藤が、全日本大会の舞台でも力を見せつけるか。
男子重量級には第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会男子軽重量級3位の片桐大也(極真拳武會 本部)、第2回国際フルコンタクト空手道選手権大会男子重量級優勝の岡田侑己(新極真会 和歌山支部)、第2回国際フルコンタクト空手道選手権大会男子軽重量級優勝の前田勝汰(新極真会 和歌山支部)など強豪がひしめいており、世界チャンピオンと言えども頂点に立てる保証はない。
女子重量級の優勝候補筆頭に挙げられるのが、鈴木未紘(新極真会 厚木・赤羽支部)。2022年12月から積み重ねた連続優勝記録は「8」を数え、その中には新極真会の無差別級世界最強決定戦『第13回全世界空手道選手権大会』も含まれる。まさに向かうところ敵なしの絶対女王だが、まだ20歳の若さということもあり、一戦ごとに成長を続けている印象だ。
ライバルとして鈴木と数多の激闘を繰り広げてきた藤原桃萌(新極真会 福岡支部)、第2回国際フルコンタクト空手道選手権大会女子重量級優勝の野邑心菜(新極真会 世田谷・杉並支部)などが、絶対女王の首を虎視眈々と狙う。
シニアカテゴリーの統一全日本大会『第1回全日本シニア空手道選手権大会』も5月30日に初開催されることから、フルコンタクト空手の魅力が存分に詰まった2日間となるだろう。


