鬱病からのV字回復 女性溶接工がコンテストで見せた魅力「自信を持ったら絶対に変われる」




“夏が一番似合う男性・女性を決める”をテーマに、全国で熱戦が展開されているSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)。名古屋予選(6月7日)でDRESS部門を制したのが、日頃は女性溶接工として働くSHIZUKAだ。彼女がコンテストの舞台に立ったのには、ある大きな理由があった。

【写真】SHIZUKAがドレス姿で見せた美ボディ

「じつは鬱病ですごく病んでいた時期がありました。昨年あたりから寛快してきて、今は気力がある生活をだいぶ送れるようになってきました。筋トレを始めてから、動画とかでコンテストのステージが目に入るようになって、見てみると『ステージに立っている人ってこんなにキラキラしているんだ』と感じました。それがきっかけで、私もステージに立って表現してみたいと思ったのがきっかけでした」

初舞台を終えた感想を聞くと「まったく不思議なくらい緊張しなかった」と笑顔を見せた。今日までに積み重ねてきた練習の日々が、彼女に自信を与えたのだろう。

今大会に挑むにあたって、体づくりやポージングでも意識した点があった。

「肩や背中の骨格が結構恵まれているみたいで、よく褒められます。ただ、ムキムキになってしまうとドレス部門の優雅な感じから外れてしまうので、上半身はあまり鍛えすぎないようにしました。逆にお尻などは重点的に鍛えました。綺麗なポージングをするためには柔軟性も必要ということで、フォームローラーで体をほぐしていきました。肩こりがあると綺麗に三角筋が出ないので、肩こりを絶対に解消しようとストレッチをがんばりました」

志を高く持ってコンテストへの準備を進めた彼女だが、意外にも意識したのは「がんばりすぎないこと」だという。「全部こなそうとせず、引き算することが大事だなと気づいてからは、両立がすごく上手になりました」と力を抜くことの大切さも実感したようだ。

「引き続き無理せず、普段の日常生活でも余裕を持ちながら、自分らしく一歩ずつ進んでいきたいと思います。鬱病で苦しんだ私ですが、同じような境遇の人にも『自信を持ったら絶対に変われる』と伝えていきたいというのもあり、挑戦しています」

日々の努力、挑戦にかける強い意志。それらがステージでの魅力をつくりあげた。チャレンジを続ける彼女の姿は、今後も見る者の背中を押していく。

写真、インタビュー/小池輝(Instagram:@checkpoint.jp)