7月10日に東京ビッグサイトで開催された、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「SPORTEC CUP 2026」のビキニフィットネスで優勝した河野智恵子(こうの・ちえこ)、41歳。1年の休養期間を経て臨んだステージで見事に金メダルを獲得した。
「正直、今年はちょっとプライベートで心身ともにしんどいこがあり、トレーニングも できない、ご飯も食べれない、寝れないような時期がありました。大会前に出るのかもすごく悩みましたが、家族、友人、 ジムの会員様、サロンのお客様が応援してくださり、 諦めずに出場して本当に良かったなと思います」
そう語る河野が、本格的にボディメイクをはじめたのは2022年頃。2023年にはマッスルゲートをはじめさまざまな団体、さまざまなカテゴリーの大会に出場。その数は15近くに上った。当時から筋量は際立っており、出場したほぼ全ての大会で上位に立っていた。当時、「つくり上げてきた身体がどのように評価されるのかをとにかく知りたい。この先もいろいろなところに出場しながら、今後は一段上の大会にもチャレンジして、この業界で自分の名前を広めていけたらなと思っています」と話していた。
実際に彼女はその言葉を体現する。2024年はJBBFに参戦し、デビューイヤーながらボディフィットネスの日本一決戦「フィットネス・グランドチャンピオンシップス」で6位入賞。さらに東京で開催されたIFBB世界選手権で海外の選手ともわたりあった。
昨年は、地元・広島県三次市にジュラシック筋膜リリースのサロンをオープンがさせるべく奔走。大会出場を見送ったがそのぶん研鑽を積み、パワーアップの期間に充てた。そうして積み重ねの結果が、JBBFでの初の金メダル獲得につながった。
「本当に、1人で獲れた優勝ではありません。早く広島にこのメダルを持ち帰って、見て、触っていただきたいなと思ってます」と話す彼女は、8月8日・9日に三重県で行なわれる「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」に出場予定。階級別の頂点、そして真の日本一に向けて、歩みを止めることなく進み続ける。
文・写真/木村雄大


