横浜ランドマークホールにて開催された「自衛隊プレミアムボディ2026」(7月19日)。本大会は国民の生命と財産を守る自衛隊員のモチベーション向上、そして鍛えられた肉体を国民に披露する場を提供することを目的としている。今大会のヘビークラス(ベンチプレス最大挙上重量120kg以上の最重量級クラス)で2位入賞をはたしたのは池田開人(30歳)だ。
【写真】子育てとトレーニングを両立 池田が見せた質実剛健なボディ
「自衛隊プレミアムボディに参加するためにトレーニングを始めました」池田はトレーニングを始めたきっかけについてそう話す。
10年前、まだトレーニングをしていなかった池田の心を動かしたのが自衛隊プレミアムボディだった。そして、初ステージを経験すると池田のトレーニングへの熱量はさらに高まっていった。JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)が主催する『日本クラシックボディビル選手権』にも挑戦し、3位に入賞するほどに成長した。
池田がステージ上で披露したのは、長年の鍛錬が刻み込まれたモストマスキュラーだった。美しさとバルクを兼ね備えた体をステージ上で披露すると、観客席からは割れんばかりの歓声が響いた。
体を大きくするための工夫として、分割法(複数の部位を各日でローテーションして鍛える方法)から全身法(1回のトレーニングで全身をまんべんなく鍛える方法)に変えた結果、上半身のサイズアップにつながったという。週に3~4回、全身を高ボリュームで鍛えてきた池田のバルクはひときわ目を惹いた。
昨年5位から順位を上げた要因は食事にもある。池田は「高タンパク、低脂質でクリーンな食事を意識し、オフシーズン、シーズン中は関係なく同じ食事を摂るようにしました。鶏胸肉は週に最低2kgは食べましたね(笑)」と取り組みを語った。
今後の展望については「JBBFに復帰してクラシックフィジークで優勝したいです。プライベートでは勤務で希望の進路があるので、その進路に向けて仕事に励みたいと思います。家族との時間も大事にしたいですね」と志を語る。その言葉からは、競技、仕事、家族のすべてに真摯に向き合おうとする姿勢が伝わってきた。
大会後には、池田のもとに4歳の娘が駆け寄る微笑ましいシーンも見られた。10年前から始まったコンテスト出場。時が経ち、パパになった彼の物語はまだ始まったばかりなのかもしれない。

