元サッカー日本代表であり、現在は腸内フローラ(腸内細菌の生態系)解析事業を行うベンチャー・AuB(オーブ)株式会社の代表取締役を務める鈴木啓太氏。これまでに約700人1,400検体にも及ぶアスリートの“うんち”を基にデータの分析をするなど、腸にフォーカスしたアスリートのコンディション管理、パフォーマンス向上を目標に、日々研究を行っている。今回はその鈴木氏にインタビューを実施した。
鈴木啓太(すずき・けいた)
1981年、静岡県出身。AuB株式会社代表取締役。元プロサッカー選手。2000年に、東海大翔洋高校から浦和レッズに加入。ベストイレブンに2度輝くなど、16年にわたり浦和一筋でプレー。2006年にはイビチャ・オシムが監督に就任した日本代表にも選出され、オシムジャパンでは唯一、全試合先発出場を果たす。2015年シーズンをもって現役を引退。同年にAuB株式会社を設立。サッカーの普及に関わりながら、腸内環境にフォーカスした研究を日々行い、その知見やアイデアを事業化。2019年12月にはAuB初商品であるサプリメント「AuB BASE」を発売し、自社ECサイトAuB Storeにて好評発売中。「とくダネ!」(毎週月~金曜朝8:00-9:50、フジテレビ系)の金曜日スペシャルキャスターとして出演中。