50匹分の栄養配合。「こおろぎラーメン」が新発売




近年、「未来のタンパク源」として注目を集めているのが昆虫食。タンパク質がお肉に匹敵するほど豊富なだけでなく、必要とする飼料が少量で、環境に優しいのが大きなメリットです。

そんな昆虫食の中で、ひときわ商品を多く目にするのが「コオロギ」。色々な昆虫がいる中で、なぜそこまで注目されているのでしょうか。

コオロギは成長が早く、45日ほどで成虫になります。また、大量に生産できることで価格が安定し、低価格で入手が可能。味の面では魚粉のような風味があるだけでなく、餌の与え方により味の差別化が可能という利点もあります。加えて栄養バランスも良好。乾燥コオロギの半分以上はタンパク質で、脂質も少ないです。

しかし体に良いとわかっていても、馴染みのない食品を食べるのは勇気がいるかもしれません。

そこで開発されているのが、コオロギを使った「加工食品」の存在。その中でも今回は「コオロギを使ったラーメン」にスポットを当ててみました。

4月21日発売の「こおろぎラーメン【しょうゆ】2人前(粉末スープ付き)」は、コオロギパウダーを多量配合。鉄分、カルシウム、亜鉛、ビタミンB12、必須アミノ酸BCAA、オメガ3、キチンなどが含まれており、一杯分の麺(100g)に約30匹分、スープ(一袋)には約20匹分に相当するコオロギパウダーが含まれています。

【商品スペック】
価格780円(税込)。内容量200g(約2人前)、スープの素2袋付き。
栄養成分(目安値)は麺100gあたり、エネルギー358.6Kcal、タンパク質12.9g、脂質2.1g、炭水化物67.8g、食塩0.3g。粉末スープ(1袋7.8g)あたり、エネルギー16.7Kcal、タンパク質2.1g、脂質0.2g、炭水化物1.4g、食塩0.33g。

【本製品に含まれるアレルギー物質】
小麦・大豆・鶏肉・米・ごま
注意事項/その他アレルギー:エビ、カニ
※製造工場では、そば・卵を使った製品も製造しています。
※昆虫の外殻にはキチン質が含まれておりますのでエビ、カニなどの甲殻類アレルギーの方は食べるのをお控えください。

健康に良い食材を「より美味しく」食べられる工夫が進んでいるのは嬉しいことです。

※こおろぎラーメン詳細はこちら
※コオロギ使用食品の過去記事はこちら