最高級のプロテインバー現る!?長友佑都×鈴廣開発、地中海料理風の高たんぱくプロテインフィッシュバー【食べてみた】




世に多数溢れているプロテインバー。各メーカーからさまざまな商品が発売されており、ジムやスーパーはもちろん、いまやコンビニでも手軽に購入できる時代。「どれを食べたらいいんだ?」という声も多く聞かれますね。

そのような中、この夏頃、それまでのプロテインバーとは一線を画す常識破りな商品がクラウンドファンディングで発売されていたのをご存知ですか?

その名も、『フィッシュプロテインバー 挑・蒲鉾』。サッカー日本代表の長友佑都選手と、彼の専属シェフである加藤超也氏、そして日本を代表する老舗かまぼこメーカーの鈴廣が「魚肉たんぱく同盟」を組んで開発した商品です。彼らは、世の中に魚肉たんぱくの魅力を広げるべく、立ち上がりました。

これまで、プロテインNo.1決定戦、サラダチキンNo.1決定戦をはじめ、数々の高たんぱく商品のレビューをしてきたVITUP!としては、この商品がクラウドファンディングで登場すると知り、秒でポチリと支援。9月中旬に商品が届き、さっそく実食しました!

まずこの商品のポイントは以下の4つ。

1.低脂肪・高たんぱく15g・アミノスコア100。良質なたんぱく質の塊!
2.天然素材の追求!化学調味料・保存料不使用で安心安全。
3.深夜の小腹満たしや運動前後、仕事中の間食にもおすすめ!
4.香り・味・食感。美味しいことにこだわり

特に注目なのは、やはり4点目の味。上述したように加藤超也シェフというトップアスリートの“食”のプロフェッショナルが開発に携わることで、栄養素はもちろん、味へのこだわりの深さはハンパないものになっているという印象です。

この『フィッシュプロテインバー 挑・蒲鉾』は「タコのガリシア風」「金目鯛のアクアパッツァ風」「ほうれん草とホタテ入りグラタン風」と、そもそも普通に生活してても食べたことがない高級料理?風味の3種のフレーバーがラインナップ。イタリアやトルコで活躍した長友選手だけに、地中海でとれる海産物を使った料理ですね。

ではでは、そんな3種の食べ比べを、していきましょう。

タコのガリシア風

まず1品目。3品に共通するところですが、層が3つに分かれていて、こちらは上からタコ層(タコ、ガーリック)、パプリカ層(パプリカ、バジル、ドライトマト)、ポテト層(じゃがいも、ホワイトペッパー)。特に上層のタコは、本当にタコです(笑)。
いわゆるタコ風とかじゃなく、タコなんです。あのムニュっとした歯ごたえがしっかりとあり、タコなんです。そこに、バジルやトマトの風味が加わる2層目、そしてうっすらペッパー感のあるポテトと、「タコのガリシア風」ってこんな料理なんだ!…と感じることができるような気がします。

金目鯛のアクアパッツァ風

こちらは上から、金目鯛層(金目鯛、ホワイトペッパー)、ブロッコリー層(ブロッコリー、パセリ)、あさり層(あさりエキス、ドライトマト)。食感というよりは、魚介の風味の豊かさを存分に感じられました。他2品と比較するを少しあっさりとした感じで、多くの人にとって食べやすいんじゃないでしょうか。中間のブロッコリー層の緑色もきれいですね(写真からはまったく伝わらないですが)。どんな料理でも、緑色をとりあえず入れてみたらバエるように見えるらしいですよ。

ほうれん草とホタテ入りグラタン風

ホタテ入りのグラタンなんて食べたことありません…けど、これのプロテインバーを食べたら、食べたい欲求がマシマシになってきましたよ。こちらは上から、チーズ層(4種のブレンドチーズ)、ほうれん草層(ほうれん草、青のり)、ホタテ層(ホタテ、オニオンソテー)。
3品の中では、一番味の想像がしやすいかな?というのがこれ。まさにグラタン、そしてホタテ。チーズの濃厚な香りの中で感じる、ホタテのコクのあるうまみ成分。ほうれん草と青のりの風味も良いアクセントになっています。

ということで、だいぶ遅くはなってしまいましたが、『フィッシュプロテインバー 挑・蒲鉾』の実食レビューでした。本製品は、すでにクラウドファンディングではいったん終了しており、残念ながら現状では入手することはできません。ただ、これだけの素晴らしい商品だけに、一般発売化を期待したいところです。

なお、「魚肉たんぱく同盟」では引き続き2022年の「高たんぱく改革」としてコラムを中心とした情報の発信や、通常の鈴廣かまぼこの商品の販売を行っているので、ぜひHPをチェックしてみてください!

文/木村雄大