長趾屈筋の腱から起こり、第2~5趾に伸びる足裏の筋肉。母趾を除く4本の足趾の屈曲、内転の作用を持つ。
手のひらの浅層にも同名の筋肉があり、第2~5指MP関節の屈曲、およびDIP関節の伸展に作用する。
細長い筋腹がミミズのように見えることから、この名がついた。
固有感覚(筋紡錘)が豊富に存在しており、微妙な感覚の違いを脳に伝達する役割を担っている。
このような筋肉の働きで細かい動きが可能となる。
<起始>
・長趾屈筋腱
<停止>
・第2~5趾の趾背腱膜
<支配神経>
・内側足底神経(L5~S1)
・外側足底神経(S1~S2)
<主な働き>
・第2~5趾MP関節の屈曲、内転
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