【私のダイエット食】ボディビルダー・土金正巳の場合




ダイエット中の人は、いったい何を食べているのか。減量に励む人たちに日々の食事を紹介してもらうこの企画。第1回目となる今回は、パーソナルトレーナー兼ボディビルダーの土金正巳さん。ボディビルは筋肉を鍛えるだけでなく、鍛えた筋肉を維持しながら極限まで脂肪をそぎ落としていく競技。じつはボディビルダーはダイエットのエキスパートなのです。

 
朝食
玄米、ひじき、シイタケ、梅干し、ツナ、トマト、バナナ、プロテイン

「コンテストに向けて減量に入ったら、基本的には朝は毎日同じものを食べます。ごはんは玄米とひじき、シイタケ、梅干しを一緒に炊いて、炊き上がったらノンオイルツナ缶のツナを入れて混ぜます。トマトはときどきキウイに入れ替えます。ドリンクはプロテインにスキムミルクを入れて500mlの水でシェイクしたものです」

昼食
マカロニ、カボチャ、鶏肉、卵白身、モヤシ、ブロッコリー、キュウリ、レタス、プチトマト

「減量初期はマカロニが多めですが、減量が進むにつれて徐々にその量を減らしていき、カボチャをミックスしていきます。鶏肉は胸肉とささみのどちらかを150g。卵白身を3個。モヤシを100g。ブロッコリーを100g。キュウリ、レタス、プチトマト4〜5個。マカロニは茹でる前の状態で50gからスタートして10gずつ減らしていき、20gまで減らしたらカボチャ100gと組み合わせます。大会が近づいてくるとマカロニは抜いてカボチャ100gだけになります」

おやつ
さつまいも、カボチャ

「主にトレーニングの前後に食べます。減量初期はさつまいも200g。そこからさつまいも100gとカボチャ100gの組み合わせにして、大会前はさつまいも150gのみまで減らします」

夕食
カツオのなまりと玉子白身の醤油からめ

「カツオのなまりと玉子白身を醤油でからめたもの。モヤシとチンゲン菜とエノキのトマトピューレ炒め。オクラとトマト。一番のポイントは、とにかく低脂肪・高タンパクであること。なまり100gでタンパク質38g、脂質1.1gです」


土金正巳
パーソナルトレーナー、ボディビルダー。1968年9月6日生まれ。トレーニング歴30年。トレーナー歴28年。トレーナー養成の専門学校を卒業。現在までフィットネスクラブや公共施設など合わせて十数か所でトレーニング指導を実践。同時にパーソナルトレーナーとしてボディメイクや身体機能アップを目的としたトレーニング指導、ダイエットや減量のための食事指導などを行う。