【胸肉365 vol.171】奄美タンカン皮ごとサラダ




ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日は奄美タンカン皮ごとサラダをご紹介。

果実と胸肉が相性抜群

「タンカン」は2月から3月末が旬。原産地は中国広東省。「ポンカン」と「オレンジ類」の自然交雑の果実。明治30年頃に台湾から鹿児島県へ導入されて屋久島や奄美大島、沖縄県など暖かい地域で栽培が行われています。果皮は橙黄色で美しく甘みが強く酸味は控えめで香りがよく、袋(じょうのう膜)ごと食べられるのが魅力です。タンカンは漢字だと「桶柑」と書きますが台湾で桶に入れて売られていたことが由来といわれます。この季節はテーブルを彩り、美味しいレシピがたくさん増え楽しい食卓になります。

材料/奄美完熟タンカン、葉もの野菜
調味料/なし

①果物の表面を野菜洗いの水で洗いタンカンを輪切りにする

②カットしたタンカンを少し絞り、ジューシー胸肉と添える。葉もの野菜と一緒にタンカンスライスは綺麗に並べて完成

【完成】

柑橘の甘さと酸味が胸肉の美味しさを引き立たせてくれるサラダです

料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵

ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。