遊宴に集った美ボディレスラーたち。大混戦の末、ちゃんよたが雄叫び、そして涙――。




2月7日(火)新宿FACEにて、SODとP.P.P TOKYOのコラボプロレス興行「Love & Party~愛と恍惚の遊宴~」が開催された。本興行には“胸毛ニキ”の愛称で親しまれている八須拳太郎さんと、セクシー女優兼プロレスラーであるちゃんよたさんが登場。見事に勝利を手にした八須さんに続き、今回はちゃんよたさんの試合に注目する。

プロレスを始めるきっかけになった、あこがれの選手と対戦が実現

先日VITUP! で取材を実施した、セクシー女優兼プロレスラーのちゃんよたさん。「エロと筋肉の架け橋」として唯一無二の道を歩む彼女が追い求めるのは「生き物としての強さ」なのだという。

ただ闘って強いだけではなく、女性としての魅力や強靭なメンタルなど、すべてを兼ね備えた圧倒的な「強さ」。それこそ彼女が渇望してやまないものであり、すべての挑戦の原動力になっている。今回、そんな彼女が積み上げてきたものが、リングの上でも垣間見えた。

試合は3対3のタッグマッチ。ちゃんよたさんは山下りなさん、小橋マリカさんとチームを組み、相手は夏すみれさん、雪妃真矢さん、安納サオリさんという顔合わせになった。なお相手チーム内の夏さんは、ちゃんよたさんがプロレスを始めたきっかけであり、あこがれ続けてきた存在だ。思い入れが強い相手ということもあり、ちゃんよたさんの闘いにも熱が入った。

試合は序盤から大混戦の様相を呈した。目にも止まらぬ技の応酬が繰り広げられると、ちゃんよたさんも要所でその実力を発揮。相手チームに攻撃をヒットさせ、力強く雄叫びを上げる姿も見られた。

約1時間の激闘も終盤に差し掛かると、夏さんとちゃんよたさんの一騎打ちに。互いの意地がぶつかり合う、激しい闘いが繰り広げられた。そして、最後は手に汗握る攻防を制したちゃんよたさんが、あこがれの選手から勝利を手にした。

試合後にちゃんよたさんは「PPPで初めて、自分の力でスリーカウントを取ることができました。何よりプロレスを始めたきっかけのあこがれの選手と対戦できたことが本当にうれしいです。がんばって練習して筋トレもして、コツコツやってきたことがやっと報われたなと思います。もちろんりなさんやマリカさんの力がなかったらこの結果はなかったので、一緒に闘ってくれた方々や応援してくれたファンのみなさん、一緒に練習してくれたPPPのメンバーみんなに感謝したいです。ありがとうございました。ここからがやっとスタートだと思うので、また1からがんばっていきます」と万感の思いを語った。

感謝を胸に、次なるステージへと突き進む。あこがれとの闘いで得たものが、彼女をさらなる高みへ導くことだろう。

文・写真/森本雄大

◆ちゃんよたさんのインタビュー記事はこちらから

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