心拍計測×睡眠×トレーニングを追求する、GPS搭載フィットネスウォッチ




高度な睡眠分析機能や新開発のトレーニングガイダンスを搭載したGPS搭載フィットネスウォッチ「Polar Ignite」(ポラール イグナイト)が新登場。

スポーツやフィットネス向けの同カテゴリーのウォッチには珍しくGPSを搭載しているため、ランニングなどの屋外のトレーニングにも活用できます。

また、「Polar Ignite」は、ポラールが長年培ってきた心拍計測の技術と分析のノウハウをトレーニングの記録だけではなく睡眠にも応用した製品で、睡眠中に計測した心拍数や心拍変動を基に睡眠の量と質を分析するとともに、自律神経の状態も分析、メンタル面も含めた疲労回復の状況を導き出すことができます。
また、睡眠改善が必要な場合に行う呼吸エクササイズができる機能も搭載し、睡眠の計測から改善までをサポートするフィットネスウォッチです。
発売日は7月下旬頃。オンラインストアを含む全国のポラール製品正規取扱店で販売が開始されます。

カラーはブラック、ホワイト、イエローの3色で、それぞれ希望小売価格は27,800円(税別)。交換用ベルトは3,980円(税別)です。

新機能の詳細は以下の通り。

■Sleep Plus Stages(TM)
睡眠時の体の動きに加えて心拍数を計測し、従来のSleep Plusよりも詳細な睡眠データを計測します。 睡眠時間や、就寝・起床時間といった情報に加え、レム睡眠の時間、睡眠サイクルの回数などが新たに分かります。心拍数を含めて得られた睡眠データを分析し、睡眠スコアとして数値化します。睡眠スコアは、過去4週間のユーザの平均値と比較することができ、睡眠の改善、悪化などを確認することができます。

■Nightly Recharge(TM)
睡眠時の平均心拍数や、心拍間隔時間、平均心拍数変動、1分間の呼吸数などを計測・分析し、自律神経ステータスとして数値化します。睡眠中の自律神経が、交感神経と副交感神経のどちらが優位に働いているかを見ることで、睡眠の質が分かります。この自律神経に関わる内容とSleep Plus Stages(TM)の睡眠スコアをもとに、前日の身体・メンタルの疲れが癒されているかが分かり、6段階で回復状況を評価します。

■FitSpark(TM)
過去のトレーニング履歴や、Nightly Recharge(TM)のデータから分かる体の回復状況などを元に、その日のうちに実施が推奨されるトレーニングメニューを提供します。トレーニングは大きく、「筋力」「カーディオ(心肺機能)」「サポーティブ(体幹・可動性)」「プログラム」の4つに分けられています。推奨されたトレーニングメニューは、心拍数を見ながら実施します。「プログラム」は自分でトレーニング内容を作ることができます。

■Serene 呼吸エクササイズ
自律神経の副交感神経を優位にして、自律神経を安静な状態にするため行う、呼吸のエクササイズです。ディスプレイの表示を見ながら息を深く吸って、深く吐くを繰り返します。睡眠前に行うことで、睡眠の質を高める効果が期待できます。メニューから常時、呼吸エクササイズはできますが、Nightly Recharge(TM)による睡眠分析で必要と判断したときには、特別にアラートで知らせます。

<Polar Ignite製品概要>
https://www.polar.com/ja/ignite
製品名 Polar Ignite
色 ブラック、ホワイト、イエロー
バッテリー
24時間心拍計測使用で最大5日間GPS
心拍計測のトレーニング連続使用で18時間
ディスプレイ カラータッチディスプレイ
重さ 35g(リストバンド付き)
サイズ 直径43.3mm×8.45mm
防水 30m防水(WR30)
希望小売価格 27,800円(税別)
発売日 2019年7月下旬頃
セット内容 ・Polar Ignite ・USBケーブル ・スタートガイド

<Polar Igniteの主な機能>
Polar Igniteには既存の機能も豊富に搭載されています。

■Polar Precision Prime(TM)センサー
緑と赤の2色のLEDを計9個使用して血管の状態をより正確に把握することができます。また、皮膚に接触する面に電極センサーを4つ搭載し、皮膚と光学式心拍センサーの接触状況を把握できます。さらに、3D加速度センサーの搭載により、手の動きで発生する誤差(モーション・アーティファクト)の補正を行います。この2色LED光学センサー、電極センサー、3D加速度センサーという3つのセンサーを融合させることにより、心拍数計測の精度を高めることに成功。

■GPS機能
距離、スピード、平均速度などの計測ができます。トレーニング終了後には、Polar Flowアプリやパソコンへデータを同期し、ルートの確認や走行データの管理を行えます。

■ランニングプログラム
レース当日の日程と距離を登録するだけで、今までのトレーニング実績や、最近の運動量に基づき、すぐにユーザに合わせたランニングプログラムを作成します。Igniteにプログラム内容が表示され、ユーザは設定された距離や心拍ゾーンに合わせたトレーニングを行います。Polar Flow上では、ランニングメニュー以外にストレッチや体幹トレーニングの動画を見ながら行うことができます。

■ランニングインデックス
ランニング中の心拍数とランニングスピード・安静時の心拍数・最大心拍数からランニング走力を確認することができる数値です。継続的に計測することで走力の向上を確認できます。

■光学式心拍センサーでのフィットネステスト(VO2max(最大酸素摂取量))の実施
有酸素能力を評価し、数値で確認できます。継続的に計測し数値の変動を確認することで、有酸素能力の向上を実感できます。胸ストラップ心拍センサーが不要で、手首の光学式心拍センサーで測定ができます。

■スイム計測(スイミングメトリクス)
スイミングのスポーツプロファイルを選んでトレーニングを開始した際に、心拍数と共に室内でも屋外でもスイミングのストローク数や距離を計測します。また、平泳ぎやクロールなどの泳法を自動認識します。

■Smart Coaching機能
トレーニング効果: トレーニング直後にトレーニング効果をフィードバックします。有酸素運動、心肺機能、瞬発力の強化などの様々な効果を確認することができます。
心拍ゾーン: 初期設定時は最大心拍数の50パーセント(50%HRmax)以上から、10%ごとに最大心拍数(100%HRmax)までをトレーニングの有効ゾーンとして5段階に分けたものが心拍ゾーンです。心拍ゾーンはPolar Flowサービスにて任意に変更が可能です。5段階ゾーンを指標にすることで、効率の良いトレーニングができるだけでなく、運動強度が過度に上がっていることも分かるので、安全なトレーニングが可能となります。
スマートカロリー: 身長、体重、年齢、性別、最大心拍数、実施しているトレーニングの強度に基づいてトレーニング中に消費されたカロリー数を正確に算出します。

■24時間心拍計測と活動量計
24時間心拍計測機能です。睡眠中や安静時の心拍数が計測できるため、一日の心拍数の変動が可視化できます。また、3D加速度センサーにより、活動量を常時計測しています。

■スマートフォン連携でデータ管理が可能(iOS、Android対応)
Bluetoothでスマートフォン上のアプリ「Polar Flow App」に連携します。またウェブサービス「Polar Flow」上で日々のアクティビティ・トレーニングを記録できます。

公式ホームページ