筋力と持久力を同時にアップさせる「インターバル速歩」とは?




いつでもどこでもできる運動なのに、筋力と持久力が一気にアップ。自治体や健康系団体などからも注目される「インターバル速歩(そくほ)」が本になりました。

「ジムに行かなくても筋肥大ができる」「効率よく持久力がついた!」といった声から話題となっているインターバル速歩は、早歩きとゆっくり歩きを3分ごとに繰り返す手軽な全身運動。本書はその第一人者である著者・能勢博氏らの20年間にわたる豊富な科学データを基に、インターバル速歩の方法、効果、メカニズムを、グラフとイラストを駆使してわかりやすく解説しています。

■だらだら「一日一万歩」は必要なし!歩き方を変えるだけで「筋トレ+有酸素運動」の効果

インターバル速歩は下半身を中心とした全身の筋肉を働かせるため、スクワットやジムでの筋トレと同様の効果が得られると考えられています。必要な時間は週に合計120分。つまり「ちょっときつい」と思う程度の早歩き60分+ゆっくり歩き60分で、引き締まった健康的な体と持久力の向上を実現します。

実践者からは次のような声も上がっています。

・場所や時間を気にせず、忙しいときも自分のペースでトレーニングできるので気に入っています。これなら続けられそう!(30代女性)

・少しキツいと感じる速歩を始めるようになって、体が疲れにくくまりました。今では少し動いたくらいでは息が上がらなくなりました!(50代男性)

・インターバル速歩歴16年。9年前より骨密度は大幅に上がって20代レベル、筋力は健康な同年代にくらべて120%!驚いています。(80代男性)

特別な道具も必要なく、とにかくシンプル、すぐ実行できるのも大きな魅力です。スキマ時間にできて効果抜群のインターバル速歩に注目です。

 

<著者プロフィール>
能勢 博(のせ ひろし)

医学博士、信州大学医学部特任教授。1952年生まれ。京都府立医科大学医学部卒業。京都府立医科大学助手、米国イエール大学医学部博士研究員、京都府立医科大学助教授、信州大学学術院医学系教授( 疾患予防医科学系専攻・スポーツ医科学講座) を経て、現在、同大学医学部特任教授。画期的な効果で、これまでのウォーキングの常識を変えたと言われる「インターバル速歩」を提唱。信州大学、松本市、市民が協力する中高年の健康づくり事業「熟年体育大学」などにおいて、20 年余りで8700人に運動指導をしてきた。趣味は登山。長野県の常念岳診療所長などを歴任し、81 年には中国・天山山脈の未踏峰、ボゴダ・オーラ峰に医師として同行、自らも登頂。著書に『いくつになっても自分で歩ける!「筋トレ」ウォーキング』( 青春出版社)、『山に登る前に読む本』『ウォーキングの科学』( 共に講談社) など。NHK「ためしてガッテン!」「ラジオ深夜便」などマスコミ出演も多数。

<目次>
第1章 実は筋トレもジムも必要なし!「最高の歩き方」
第2章 筋力アップだけではない、科学的に立証された効果
第3章 世界一シンプルなメソッド、今すぐに始めよう
第4章 継続のテクニック、効果的に筋力アップをしよう
第5章 アシックスに聞きました!日本人の足と歩き方

<書籍概要>
『最高の歩き方 やせる!若返る!疲れにくくなる!』

■発売:2020年9月11日(金)
■定価 :1280円+税
■発行 :株式会社世界文化社