4月のテーマは「お腹に縦線を入れよう!冬の蓄えを手放す」。
今回からお腹の両サイド「腹斜筋」も鍛えていきますよ!
こちら、ウエストのくびれにも効果がある筋肉ですね。
うっすら縦線の入ったお腹のためには、この“天然のコルセット”の動員が欠かせません。
天然のコルセットって、いい響き~♪
表層の外腹斜筋とやや深層の内腹斜筋、どちらにもしっかり効くのが動画のクリスクロスです。
【エクササイズのポイント】
①上半身は横に曲げる側屈ではなく、斜め前にねじる回旋=ツイストを行いましょう。
腹斜筋の走行角度が斜めなので、これを意識すると効き目アップ!
②胸の背骨の上部を床から上げCカーブに屈曲。
センターに戻る時は床に下りず、この高さをキープします。
③ねじるタイミングで口から息を吐きます 。
お腹から腰までぐるっと囲んでいる腹横筋(第1回目参照)も働き、体幹部を安定させてくれます。
④骨盤、お尻が左右にぶれないよう注意。
上半身は左右回旋、下半身は前後に曲げ伸ばし、勢いはつけずにやりましょう。
【エクササイズのペース】
右回旋と左回旋を1セットとして、まずは10セットやってみましょう。
1日おきに1~2セット、前々回のチェストリフトや前回のロールアップ&ロールダウンと一緒に行えばバッチリです!
クリスクロスは複雑に見えて初めのうちは戸惑いますが、動画を見ながらゆっくり行えば大丈夫。
また、呼吸のタイミングで混乱したら、動きを優先して自然な呼吸に戻してかまいませんよ。
来週も腹斜筋に効くエクササイズをご紹介します。どうぞお楽しみに!
指導=藤野尚美
協力=株式会社E.M.I.
藤野尚美(ふじの・なおみ)
大学卒業後、独立行政法人日本スポーツ振興センターに入庁、競技場等に勤務した後、2005年に退職しフリーのダンサーに転身。舞台に立ちながら10代の生徒中心にストリート系ダンスを指導、多くのナンバー制作を手掛け、現在も育成に力を入れている。2015年、パフォーマンスの向上、怪我予防に役立つよう、ピラティスの指導資格を取得、その後E.M.I.で機能解剖学やCore Power Yoga CPY®を学び指導にあたる。
〈資格〉
・ピラティス
BASI PILATES Mat Work Teacher
Pfilates™(Pelvic Floor Pilates)トレーナー
Athlete Pilates AP™トレーナー
・ヨガ
Core Power Yoga CPY®トレーナー
・ダンス
avex Dance Master JSDAシニアインストラクター(Hip Hop, Jazz)
・その他
中学校教諭一種免許(社会)
高等学校教諭二種免許(公民)
〈出演・経歴〉
・嵐5大ドームコンサートツアーバックダンサー
・今井翼全国ソロコンサートツアー振付・バックダンサー
・NHK「少年倶楽部」バックダンサー
・日テレ系ダンス番組「スーパーチャンプル」出演
・DANCE FLASHコンテスト特別賞受賞
・全国美容週間・ヴェルファーレヘアショーモデル、ダンサー 等
・TIPNESS、JOYFIT、ルネサンス、NAS等のスポーツクラブにて、ピラティス、Core Power Yoga CPY®指導