「巻き肩」からおさらば!




皆様こんにちは! ピラティストレーナーのAzusaです。

このコーナーが始まって半年が経とうとしています。皆様、2021年の夏は満喫できましたでしょうか?
私はなんといっても、夏はオリンピックで盛り上がりました!理想の身体に近付くための努力は、アスリートの練習と同じです。日々のトレーニングを楽しみながら、コツコツと積み重ねていきましょう!

9月のテーマは「巻き肩からおさらば!」

巻き肩とは、肩が前に出て丸まってしまっている状態です。肩甲骨が上に上がる挙上、外へ広がる外転、下の角が上に回る上方回旋が複合的に起こっていることを指します。巻き肩の改善は、肩甲骨を正しい位置にもっていくことで可能となります。

今月も4回に分けてエクササイズをお伝えしていきますので、一緒に頑張りましょう!

【エクササイズのポイント】

①あぐら座の姿勢になりましょう(あぐら座が辛い方は正座、長座でも大丈夫です)。

②右腕を前に伸ばし、掌は上向きにします。肩関節から外旋(外にまわす)させて、左手で右手の下から右親指をキャッチし、左手の方に引っ張っていきましょう。

③できるだけ姿勢が丸まらないように行ないましょう。

④60秒間キープします。

⑤反対側を行なう前に、左右の肩の高さなど左右差を確認してから行ないましょう

 

【今週のAzusaのワンポイント筋肉】

★小胸筋

大胸筋の下に隠れている、胸の一番大きな筋肉です。この筋肉が縮むと肩が挙上(上に上がる)し始め、結果として前方に傾いてしまいます。
そうなると呼吸も浅くなってきますので、しっかりとストレッチしてあげましょう!

 

現代病といわれる巻き肩。即効性のあるエクササイズを行なっても、すぐ元に戻ってしまいます。地味で退屈に感じるかもしれませんが、コツコツ根本から改善していくのが一番です。

地道に一歩ずつ、楽しみながら頑張っていきましょう!

 

指導=成田亜寿沙

協力=株式会社E.M.I.


成田 亜寿沙(なりた・あずさ)
大阪府立登美丘高等学校出身。高校卒業後、ダンスの専門学校に通い、ユニバーサルスタジオジャパンのオープニングダンサーとして1年間勤務。その後上京し、コロッケコンサート全国ツアーや、有名歌手のバックダンサーとして全国各地に巡業。セカンドキャリアとしてピラティスの資格を取得し、ピラティスの魅力に引き込まれていく。正しく息をすれば、身体が変わり、思考が変わり、心が変わり、幸せになる。「息するカラダ」というビジョンのもと、ピラティス・ヨガのメソッドで身体機能を整える。
【所有資格】
Basiピラティス Comprehensive
Basi認定 産前産後マタニティピラティス
E.M.I認定  Core Power Yoga CPY®
E.M.I認定 Athlete Pilates
Body Code System in Italy認定 Master Stretch
日本ピラティスアカデミー認定 Stretch-eze
栄養コンシェルジュ 2つ星コース認定