しっかり息を「吸い込む」エクササイズ!




今月のテーマは「呼吸をしよう!」

VITUP!読者のみなさま、こんにちは。

突然ですが、息を吸う、息を吐く。皆さんはどちらの方が大事だと思いますか?

さっそく結論ですが、答えは息を吐く方です。

現代人は忙しい日々の中、息を吐く事を忘れてしまっています。完全に肋骨が上がって交換神経優位な状態です。

「浅い呼吸だから吸わなきゃ」と思いたくさん吸うのですが、吐けていないので結果として吸えません。まずは息を吐きだす事を日常で意識してみてください。意識する事で副交感神経が優位に働き、自律神経も整ってきますのでぜひトライしてみてください!

【エクササイズのポイント】

①右脚を前に90度、左脚も後ろに同様にセットしましょう(股関節やヒザに違和感のある方は浅い角度でセットしましょう)

②右肘を肩の真下にセットしましょう(肩が上がってこないようにしっかりとヒジで床を押します)。

➂ 左手を天井に突き上げたままたっぷり息を吸って、吐きながら身体を側屈させていきます。3~5回繰り返します。

④次は側屈させたまま息を吸って、吐きながら斜め前に背骨を屈曲させ左手を遠く床におろしていきます(約10~20秒、背中側に呼吸を入れていきましょう)。

⑤左手を天井に戻し、息を吸って吐きながら左手を身体の下からくぐらせて後ろ側に伸ばしていきます(おへそは正面に向けて3~5回繰り返していきましょう)。

みなさま、呼吸は少しずつ長くなってきましたでしょうか?
忙しい時こそ呼吸にフォーカスして(特に吐く方)生活の質を上げていきましょう!

来週は少しハードなエクササイズをご紹介したいと思います。ではまた来週!

指導=成田亜寿沙
協力=株式会社E.M.I.


成田 亜寿沙(なりた・あずさ)
大阪府立登美丘高等学校出身。高校卒業後、ダンスの専門学校に通い、ユニバーサルスタジオジャパンのオープニングダンサーとして1年間勤務。その後上京し、コロッケコンサート全国ツアーや、有名歌手のバックダンサーとして全国各地に巡業。セカンドキャリアとしてピラティスの資格を取得し、ピラティスの魅力に引き込まれていく。正しく息をすれば、身体が変わり、思考が変わり、心が変わり、幸せになる。「息するカラダ」というビジョンのもと、ピラティス・ヨガのメソッドで身体機能を整える。
【所有資格】
Basiピラティス Comprehensive
Basi認定 産前産後マタニティピラティス
E.M.I認定  Core Power Yoga CPY®
E.M.I認定 Athlete Pilates
Body Code System in Italy認定 Master Stretch
日本ピラティスアカデミー認定 Stretch-eze
栄養コンシェルジュ 2つ星コース認定