「コスプレするならキャラに失礼のない体に」。それが桃兎もものモットー【とももともも#3】




フィットネスモデルとグラビアアイドルを掛け合わせた“フィグラ女子”として大会やメディアで活躍する「とももともも」さん。近年は趣味だったコスプレにも力を入れており、コスプレイヤー「桃兎もも」としても活動中だ。最終回となるインタビュー第3回では、桃兎さんのコスプレイヤーとしての活動について伺った。

――ここからは、「桃兎もも」さんに話を聞いていきたいと思います(笑)。まず、コスプレをはじめたきっかけは?

「はじめたのは、高校生の頃だったと思います。当時からアニメが大好きで『好きなキャラになりたい』と思ったのがきっかけです。とくに『新世紀エヴァンゲリオン』が大好きで、初めてのコスプレも、それに出てくるアスカというキャラクターでした」

当時から衣装作りも手掛けていたとお聞きしました。

「はい。好きなキャラになりきるのに、せっかくなら衣装も自分で作りたいと思ったので、自作で衣装も作っていました」

――『筋肉はドレス』という印象的な表現をよくされていますよね。フィットネスにもコスプレにも通じる言葉だと思いますが、いかがでしょう。

「筋肉もコスプレも、人に見せるものという意識は強くもっています。特にコスプレにおいては『キャラに失礼にならないように』という気持ちもあって。写真を加工したりするのはコスプレ界隈では悪いことではないですけど、やはり元の体があってこそのコスプレです。よりかっこいい体でコスプレをして、キャラを体現したいと思っています」

写真/本人提供

――コスプレが筋トレのモチベーションにもなり、その逆もしかり。いい相乗効果が生まれそうですね。

「その通りです。今は『HUNTER×HUNTER』のヒソカのコスプレをするのが目標なのですが、かなりムキムキなので、彼になることを目標に筋トレをがんばっているとも言えますね(笑)。男性キャラで肩や腕がしっかりしているので、それに近づくためにどういうトレーニングをしたらいいかを考えるのも楽しいんですよ」

――今までやったコスプレで、これはやって良かった!というものは?

「『ジョジョの奇妙な冒険』の空条徐倫は、最初にすごく反応をいただいたコスプレでした。自分の筋肉とキャラのメイクを一番活かすことができたコスプレだったと思うので、とくに印象に残っています」

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