老若男女の健康に効果あり。美尻のカリスマ・岡部友が「階段垂直マラソン」の魅力を語る




4月20日、東京スカイツリーにて、バーティカルランニング(階段垂直マラソン)初の国内シリーズ戦「2022 YOKOMORI VERTICALRUNNING JAPAN CIRKIT」の開催記者会見が行なわれ、同大会の公式アンバサダーを務める岡部友さんが登場した。

「バーティカルランニング」は超高層ビルやタワーなどの非常階段を駆け上がり、到達タイムを競い合うアーバンランニング系の種目。国内開催だけでなく、海外で年間300大会以上が行なわれている人気スポーツだ。

階段を登る速さを競い合う「バーティカルランニング」

岡部さんが今大会の公式アンバサダーに就任したのは、以前に「坂があったら走りたい、階段があったら登りたい』と発言したことが始まり。その後、岡部さんは「中部電力 MIRAI TOWER スカイラン』に出場し、バーティカルランニングの持つ可能性を実感したと言う。

「日常生活で、ジムに行く機会をつくることは簡単ではないと思います。ですが階段ならどこにでもあるので、階段を登ることがフィットネスを始めるきっかけになるかもしれません。階段を登ると脚が太くなってしまうのではと心配する方もいらっしゃると思いますが、登り方に気をつければお尻や脚の裏側にも正しく効かせることができます。ヒップアップにも効果的ですね」

全年代にスタイルアップや健康増進効果を見込むことができるバーティカルランニング。岡部さんは、年齢やフィットネスレベルを問わずに挑戦できる競技であることの可能性を語りつつ、中でも、高齢者にこそトライしてほしい競技だと語る。

「日常生活の延長線上にこういった大会を目標にしてもらうという意味では、どのフィットネスレベルの方にも効果があると思います。ただ、とくにおすすめしたいのは高齢者の方ですね。バーティカルランニングは脚を引き上げる力を鍛えられるので、転倒防止のためにもよいトレーニングになると思います。階段を登ることをきっかけに高齢者の歩行習慣もできていくのではないかと思いますので、高齢者の方にも参加いただけるとうれしいです」

階段を登るという日常的に行なう運動でありながら、登り終えて高層から見えるのは非日常的な光景。速さを競いながら頂上にたどり着いたときには、大きな達成感を得ることができることも魅力だ。健康増進効果とエキサイティングさを持ち合わせた競技だと言えるだろう。

会見には今大会に出場する選手7名も参加。大会への意気込みを語ってくれた。

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