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パーソナルトレーナー百人斬られ(仮)Vol.2 澤 宗紀(FLENJI)後編【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第209回】

VITUP!編集長・佐久間が全国のパーソナルトレーナーさんを巡っていく「パーソナルトレーナー百人斬られ(仮)」。前回に引き続き、元プロレスラーの澤宗紀さんが登場。今回は実際のパーソナルトレーニングの様子をお届けします。

私、佐久間は若い頃「週刊プロレス」というプロレス誌の記者、編集長を務めていました。当然、澤さんの現役時代の試合は何度となく見ていて、“やりすぎくらいがちょうどイイ!”をモットーとした、激しい試合が印象に残っています。現役時代同様、トレーニングも“やりすぎ”だったら、しんどいなと思いつつ、さっそくトレーニングがスタート。

まずはお客様の状態を見るためのストレッチ。ランブルローラーを使って固まっている筋肉と筋膜をリリースして、体が動きやすい状態にしていきます。「左側が硬いですね」と、前回、澤木トレーナーに指摘されたことと同じことを言われます。左足首、左肘、左肩とレスリングの選手時代に利き手、利き足側を故障していた影響でしょうか? 左側が硬いようです。

入念にストレッチ
ランブルローラーでグリグリ

ストレッチが終わったところでトレーニングを開始。最初はシンプルな片足立ちから。おじさんになると片足で立つ機会がそもそもありません。ここから徐々にレベルアップして、6㎏のバイパーを使用して片足シュート。床の上でできたら続いて不安定なバランスブロックの上で行ないます。さらに今度はひねりを加えて姿勢を低くしていきます。こんな足の形になることが日常生活ではないので、バランスをとるのに一苦労です。「今回は重量で負荷をかけるのではなくて、バランスで負荷をかけるようにしました」と澤さん。高重量ではなくても、十分に筋肉に負荷を感じます。

続いての種目はヘックスバーを使っての「ファーマーズウォーク」。ヘックスバーはジムで見かけたことがあるものの、いまいち使い方がわからず、使ったことがありませんでした。地味にきついことをやった後は、普段やったことがない器具を用いることで、新鮮さを楽しんでもらう。これが澤さん流のトレーニングの楽しませ方。ファーマーズウォークは、重たいものを持って歩くというシンプルなものですが、ストロングマン大会の種目の一つ。澤さんは経験のため、ストロングマン大会への出場経験もあり、それをメニューに取り入れていると言います。

「あまり使う機会がないヘックスバーを使ってもらって、ストロングマンの種目を体験してもらう。普段やっていないことを体験して、気持ち的に高めてもらおうと思いました」(澤さん)

ヘックスバーはバーの中心軸と体の中心軸が近い状態になるので、オリンピックシャフトを持ち上げるよりも安定感があります。自分の体重と同じくらいの重量でファーマーズウォークを行ない、いい具合に刺激が入りました。

続いての種目は「アニマルフロー」。澤さんはアニマルフローL1インストラクターの資格を持っています。このアニマルフローとは、文字通り動物の動きを取り入れながら、自分の体をコントロールするというもの。四つ這いの姿勢からヒザを少しだけ浮かせて、前後に動きます。見た目は地味ですが、結構きついです。

自分の体をコントロールするメニューは続きます。続いては「サイドキックスルー」。これはレスリングのスイッチという技術と似ています。澤さんは私がレスリング出身ということを知っているので、動きに慣れているであろうメニューを用意したとのこと。現役引退から四半世紀。思った以上に身軽さがなくなっていて自分でも驚きました。

最後は息を上げメニューとして、ミット打ちを初体験。最初はジャブ、ストレートを一定のリズムで打つところから始めて、澤さんの指示に合わせてランダムにパンチやヒザを打っていきます。フォームが云々とか、息が上がるとか、そういう問題ではなく、とにかくスカッとして終わってもらう。これが澤さんの狙いでした。

「有酸素運動って終わった後の爽快感があるんですよね。たとえば、メニューの順番が違って、最後に体の操作が難しいアニマルフローだと、“きつかったな”という感想で終わってしまうと思います。だけど、最後にミット打ちをやったら心肺機能的にはきつくても、爽快感が残るので、“楽しかった”という気分で終われると思います。お客様がトレーニングを継続していけるように、そういうモチベーションの部分も考えています」(澤さん)

その言葉通り、ミット打ちが終わった後は気分爽快。澤さんの狙い通り、「またやりたい」という気持ちで、トレーニングを終えることができました。

というわけで、今回はここまで。澤さん、ありがとうございました。

 

【トレーナーPROFILE】
澤 宗紀(さわ・むねのり)
1979年4月20日、東京都出身。2003年8月31日にプロレスラーとしてデビュー。激しいファイトで人気を集め、「天下一ジュニアトーナメント」優勝、NWAインターコンチネンタルタッグ王座、NWAインターナショナルタイトタッグ王座を獲得するなど活躍。2011年に現役を引退した。さまざまな職を経験した後、パーソナルトレーニングを目指してPTCセントラルスポーツ認定資格、アニマルフローL1インストラクターを取得。現在は高円寺のFLENJIほかでパーソナルトレーニングの指導をしている。

 

【店舗情報】
FLENJI
〔住所〕東京都杉並区高円寺北2-6-1 湘和ビル7F
〔料金〕(価格は税込)
■会員登録事務手続き:11,000円
【フレンジパーソナルトレーニング(60分)】
1回分(都度料金)/8,800円
4回分(期限なし)/33,000円
16回分(期限なし)/123,200円
※お友達、ご家族誰とでも! ペアトレーニング(3人まで)がお一人様と同じ料金でご案内可能
【お試しコース】
2,200円
【パーソナルストレッチ】
30分/3,850円
60分/7,700円
【グループレッスン(4人以下)】
60分/会員=3,300円、非会員=3,850円
〔営業時間〕
10:00~22:00(水曜定休日)

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアン、パラリンピアンの取材を手がける。