【Road to 100㎏】大台を前に88㎏まで激減。最終形態に進化したミノワマンZの、いま




「コロナ感染は、いい遠回りになりました」

——その試合ですが、今回は大幅に増量した上での試合になります。

「試合は2020年の大晦日以来なんですが、その時から10㎏増えていますけど、その時よりもコンディションは全然いいです。今は一番いいと思いますね」

——今年6月の時点で通常体重が95㎏、マックスで97.3㎏でした。大台の100㎏を目指す中で、試合1週間前の体重はどのくらいでしょうか。

「今は91~92㎏です。7月までは95~95㎏あったんですが、8月頭に今の流行り病になりまして。3日くらい熱が出て2週間くらい喉も痛くて、がんばって食べてはいたんですけど一気に88㎏まで落ちてしまいました。ただ、今は93㎏くらいまで戻して、そこから練習を試合モードに切り替えたので91~92㎏くらいです」

——前回の試合から10㎏増になりますが、試合モードに切り替えて違和感はなかったですか。

「今にして思えば、今年の7月くらいは急に増やし過ぎたのか足腰に負担がかかったり、動きに制限がかかったりすることが多かったです。それもあってコロナに感染して体重が落ちたことで、逆に動きにくかった部分を改善したり微調整することができたので動きやすくなりました。ちょうどよかったと言うと変ですけど、過ぎてみればコロナに感染したことはいい遠回りになりました」

アントニオ猪木氏についてのコメントなど、Vol.2は11月4日(金)に公開。

取材・文/松浦俊秀
写真提供/ミノワマン

ミノワマン(みのわまん)
本名:美濃輪育久。1976年1月12日、岐阜県出身。175㎝。92㎏。フリー。戦績/117戦63勝(43S、11KO)45敗9分。パンクラス 第5回ネオブラッド・トーナメント優勝、初代BSFミドル級王者、DREAMスーパーハルクトーナメント 〜世界超人選手権〜優勝。公式twitter。YouTubeチャンネル「ミノワマン ワールド / Minowaman World