【渡辺華奈のデートするならジムがいい 第59回】ジムデートは着いたら即解散! 銭湯と同じです




今回から3回にわたって読者の皆さんからの質問にお答えしていきます。最初の質問はこちら。

 

Q.連載タイトルにちなんで華奈選手のジムデートプランを教えてください。

 

まず大前提として、自分とジムデートしてくれる人は全然いません(笑)。過去にトレーニングが好きな人とジムデートをしたことはあるのですが、ジムデートは不仲の原因になりかねないということがわかりました。お互いにやりたいことが違うので、一緒にやるとストレスになるんです。だから基本的にはジムまでは一緒に行って、ジムに入ったら解散です(笑)。「何時に出口で集合」みたいな感じで帰りの時間だけ決めて、あとは各自でトレーニングをします。カップルが一緒に銭湯に行って、出る時間を決めて別々に入るみたいな感じですね。

 

ジムで何かを一緒にやるとしたら、スクワットとか補助が必要な種目だったり、最初に有酸素やストレッチをやったりするくらいです。基本的にやりたい種目が違ったり、扱う重量が違ったりすると、一緒にやるとお互いに邪魔くさいだけなので(笑)。

 

たまに一緒にジムに来ているカップルを見かけます。ジムデートが羨ましいと思うことはなくて、絶対にどちらかが合わせているはずなので、大変だろうなって思ってしまいます。自分も女の子の友達とジムに行くと、完全に付き添いみたいな感じになってしまって、自分のやりたいことができません。男性が女性のトレーニングしている姿を見て「カワイイな」と思っているぶんにはいいですけど、しっかりトレーニングをしようと思うと、できないストレスを感じます。

 

まとめると、自分のデートプランは、ジムまでは一緒に行って着いたら即解散。一緒にやるとしたら有酸素やストレッチだけ。あとは集合時間を決めて各自でトレーニングして、帰りに一緒に栄養補給をして帰る感じです。

 

では、続いての質問です。

Q.10㎏減量するか10㎏増量するか、どちらかをしなければいけないとしたら、どっちを選びますか?

 

これは即答で10㎏減量です。カロリーの高いジャンクフードばかり食べて、体に良くない増やし方で10㎏増やす、ただ太るというのはできるかもしれませんが、ちゃんと筋肉をつけて10㎏増量するのは自分には無理です。

 

体重の増減は摂取カロリーと消費カロリーの差で決まります。10㎏減らすのも10㎏増やすのも同じくらいのきつさだとして、減量は体が絞れて美しくなっていくので、しんどくても頑張れます。逆に10㎏増量はしんどい上に、太ってどんどん醜くなっていくわけですから、気持ちもへこみますよね。鏡も見たくなくなるし、メンタル的にも10㎏の増量はきついと思います。

 

実は中学時代には増量の経験があります。入学したときは体重が52㎏で、63㎏級に出なければいけないときがありました。63㎏級に出場するのは最低57㎏なければいけなくて、5㎏増量する必要がありました。朝からどんぶりでご飯を何杯か食べて、消化されないまま練習をするから気持ち悪いんです。減量で食べられない先輩の分も食べても、練習がハードでなかなか体重を増やせなくて大変でした。

 

増量の話しで言うと、クリスマス時期に「今日はいっちゃえ!」と思って、ピザとハンバーガーを食べて、さらにケーキも食べたときは、翌日が大変なことになりました。血糖値が上がりすぎたせいか、一日中眠かったんです。ジャンクな食品で体重を増やしてもいいことはないです。

 

減量は目的があってやるものですし、体重が絞れてくれば見た目も良くなるし、どんどんやる気が上がっていきます。というわけで、10㎏減量か、10㎏増量かと言われたら、迷うことなく、10㎏減量を選びます。

 

 

 

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渡辺華奈(わたなべ・かな)
1988年8月21日、東京都出身。7歳から柔道を始め、高校ではインターハイ2位、アジアジュニア優勝などの実績を残し、東海大進学後、1年時に全日本ジュニア優勝を飾る。卒業後、JR東日本へ入社し、オリンピックを目指して競技を続けた。2017年に同社を退社し、格闘家に転身。同年12月3日にデビューを勝利で飾ると29日にはRIZIN初参戦で実力者杉山しずかに勝利。2021年よりアメリカ格闘技団体「ベラトール」に参戦している。所属はFIGHTER’S FLOW