「180cm、39kg」のガリガリ体型から一変。スタイリッシュボディで東京を2連覇【サマスタ】




東京・福生市民会館にて開催された、SUMMER STYLE AWARD 「SPRING CUP(東京予選)&SPIRING ROOKIE CHALLENGE CUP」(4月23日)。シーズン2戦目となる舞台で熱戦が繰り広げられる中、池田ティムがSURF MODEL部門の頂点に立った。

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オーストラリア出身という彼は4年前に来日。IT企業で働きつつ妻子を持ち、コンテストでも実績を残すという3刀流選手だ。180cmの長身にバランスの取れた逆三角形ボディ。現在の体格からは考えられないが、元々は極度の痩せ型体型だったという。

「もともと太りにくい体質で、いくら食べても体重が増えず……。学生時代は体重が39kgくらいとガリガリでした。特別気にしてはいなかったのですが、プロボクサーの父に『何かして体を鍛えなよ』と言われて筋トレをしようと思いました」

一念発起してトレーニングを始めると、そこからは体が変わるよろこびに魅了されていった。ジャンクフードばかり食べていた生活も見直し、健康的な体に近づいていったのだ。そんな彼がコンテストに出会ったのは2年前のこと。日本語の勉強を兼ねて訪れた日本でサマスタに出会い、そこからステージに立つようになった。

「サマスタはとても思い入れのある大会です。昨年の東京予選でも優勝していたので、今回で連覇できてよかったです。プレッシャーはありましたが、家族も見に来てくれていたので絶対に獲ろうと思っていました」

次なる目標は、昨年敗れた決勝大会で日本一を獲得すること。日本で出会った家族や母国の父から応援を受けているという池田は、今後もコンテストへの挑戦を続けていきたいという。そんな彼に、トレーニングを始めてよかったことを聞いてみた。

「筋トレを通じて体重も30kgほど増えましたし、生活リズムが整って健康的になりました。仕事と家庭、トレーニングを両立できるライフスタイルをつくれてよかったです。父には『鶏むね肉ばかり食べやがって』と笑われますけど(笑)」

筋トレで一変したボディを引っ提げ、今年の日本大会でのリベンジを誓う。彼の今後の活躍に期待したい。

取材・文・写真/森本雄大

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