アームレスラーがコミケに参戦! コスプレはこだわりの詰まった“バルク系幼女”




8月12日(土)、13日(日)の2日間にわたって開催されたコミックマーケット102。アニメ・マンガ好きの人々が集う同イベントには、多くのコスプレイヤーさんたちも参加しています。そこでVITUP!編集部では、コミケに参加した筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーに取材を敢行。今回は、コスプレイヤー兼アームレスラーとして活動しているサップ石島さん(@Shinya1499)に話を聞きました。

――事前インタビューではありがとうございました。やはり実際に見ると迫力が違いますね。

「ありがとうございます。今回は事前のトレーニングもしっかりと高重量で追い込めたので、かなりいい仕上がりになりました」

――コスプレではメイクにもこだわっているそうですね。どんなことに気をつけているのですか。

「1日目に披露した『となりのトトロ』のメイも2日目の『モンスターズインク』のブーも子どものキャラなので、メイクはキャラの年齢に合わせるようにしています。アイライナーは引かずにアイシャドウも軽めにして、あまり濃いメイクになりすぎないように気をつけながら、チークを目立つようにして子どもっぽさをアピールするようにしました」

――コミケでの反響はいかがでしたか。

「メイもブウも反響は多かったです。その中でも『となりのトトロ』は一般的な知名度がとても高いので、いろいろな人から反応がもらえました。対して『モンスターズインク』のブーは、コアなディズニーファンの人から反応してもらえることが多く、同じような特徴を持ったキャラでも反応が変わってくるのを実感できて面白かったです」

――今回のコスプレでとくにこだわったポイントを教えてください。

「体やメイクはもちろんですが、キャラのぬいぐるみにもこだわりました。コスプレだけだとわからない時もぬいぐるみなどのグッズで気づいてもらえる場合があるので、コスプレするキャラは自分の体で見せて、アクセサリーで作品の世界観をつくっていくようにしています」

――コスプレをしていて良かったなと感じることはありますか。

「いろいろな人に楽しんでもらえることです。自分のコスプレはビジュアルのインパクトがあるので、コスプレに興味がない人でも笑ってくれたりした時はうれしいですね。見た人に元気になってほしいと思いながらやっているので、そういった反応をもらえた時によかったなと思います」

――最後に今後の目標をお願いします。

「ハロウィン系のイベントや冬のコミケなど参加したいイベントはたくさんあるので、それに向けてクリーンな食事を心がけながらトレーニングをしていきます。また、今年は4年ぶりにアームレスリングの大会にも出ようかと思っているので、アームレスリングでも結果を出しつつ、コスプレのために体づくりもがんばっていきたいです」

取材・文・写真/シュー・ハヤシ