今年はコンテスト10戦以上。挑戦を続けるナイスミドル、大会の魅力は「エンターテイメント性」




年間を通して開催されているBEST BODY JAPANの各地方大会。11月19日に行なわれる日本大会を最大目標とし、選手たちは各地でしのぎを削っている。そんな中で、今年幾度となくステージで目にした男がいた。高橋大地、42歳だ。

【フォト】今シーズン11戦を完遂。日本大会に臨む高橋のスタイリッシュボディ

引き締まった肉体美にタトゥーが映え、チョイ悪なカッコよさを見事に醸し出している。40代を越えてなおカッコよさを更新し続ける彼は、“ナイスミドル”と呼ぶのにぴったりだ。

「今年は4月の開幕戦から出させていただいて、1年間ずっとがんばりたいと思っていました。今回で11戦目なので、ようやくここまで来たかなという感じです」

もともとは中年太りが気になったところからトレーニングに着手。コンテストにも挑戦するようになり、徐々にコンテストが人生において大切なものへと変わっていった。そんな彼が大会に感じる魅力は『エンターテイメント性』なのだという。

「選手になると3~4か月の減量生活などきつさも味わう中で、ステージは本当に一瞬で終わってしまう。だからこそすごく華やかですし、喜怒哀楽がそこにはありますよね。各選手が大会に挑む過程が物語でもありますし、自分はそこにエンターテイメントをすごく感じています」

趣味で体を鍛えるトレーニーから、コンテストという目標があることで選手になる。その変化で生まれるストーリーが人生のスパイスになっているようだ。10月21日に開催された東日本大会のモデルジャパン部門、マスターズクラス(40歳~49歳)でもグランプリに輝いた彼は、シーズン最終戦となる日本大会に闘志を燃やす。

「日本大会はモデルジャパン部門(細身の肉体美が評価されるカテゴリー)のマスターズクラスクラス(40歳~49歳)に出場します。日本大会に向けて、最後の最後まで駆け抜けたいと思います」

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