「ガリガリが好き」から「筋肉がほしい」に。“筋トレの沼”にはまったモノキニガール




とにかく細さを追い求めるというのは、女性の性でもあるのかもしれない。その中で筋トレと出会い、価値観が一変したと語るのが窪清楽だ。

【フォト】ガリガリ体型から美マッスルに変身。堂々と魅せた窪のステージ

「もともと不規則で不健康なダイエットをしていた期間が長かったんです。痩せた時のリバウンドが怖くて筋トレを始めましたね。以前はガリガリな自分のほうが好きだったんですけど、筋肉がついた綺麗な体に憧れるようになりました。それで大会も目指すようになりました」

今年はSUMMER STYLE AWARD東海帝王予選(9/10)、最終予選(11/26)、JAPAN PRO GRAND PRIX(12/10)に出場し実績を残した。金髪にタトゥーとアグレッシブな見た目はもちろん、磨き上げた肉体美で大きな注目を集めた。体を鍛える過程も楽しかったが、その先にステージというさらに楽しい舞台が待っている。その二段構えの幸福にすっかりハマった窪は、まさに筋トレに魅了されている。

「筋トレをしているうちにもっとこの筋肉がほしいなとか考えるようになりました。最初は大きくなったねって言われるのが嫌でしたけど、今は全然嫌じゃないです。コンテストを目指すとき、減量中は本当にやめようと思うんですけど、ステージが楽しいから続けられますね。筋トレは沼です(笑)」

初のJAPAN PRO GRAND PRIX(プロ戦)で特別賞を受賞した

「最終予選(11/26)でオーバーオール優勝を獲れるのは正直まったく予想していなかったです。びっくりした気持ちのほうが大きいですね」と語るように、競技者として頭角を現したことに一番驚いているのは本人だ。

『痩せたい』からまさかの方向転換。その先に待っていたのは想像の斜め上の幸福だった。さらにコンテスト初年度でサマスタのプロ選手が集う『JAPAN PRO GRAND PRIX(12/10)』に出場し、BEAUTY FITNESS MODEL部門Shortクラスで値千金の特別賞を受賞した。彼女の挑戦はまだまだ終わらない。

筋トレの沼、競技の沼——。踏み入れた道を味わい尽くすべく、窪はこれからもトレーニングに没頭する日々を送ることだろう。

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