今年の9月で56歳になるアジャコング。顔にペイントをしているので、あまり年齢は感じさせない。それどころか右ヒザを手術して以降、どっしりと構えた重々しいファイトぶりが蘇ってきた印象すらある。
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「右ヒザが悪かったときは、どうしても左ヒザに負担がかかってしまったけど、手術後はそれもなくなって動きやすくなった。今も定期的に検診を受けていますけど、特に問題はない、と。
もちろん普段から気をつけるようにはしてますよ。今、週3日ぐらいのペースでジムに通っていますけど、昔のように筋トレはそんなにしなくなった。あんまり負荷をかけすぎてもね。だからメインはプールですよ。平日の昼間から近所のおばちゃんたちと一緒にプカプカ浮かんでます(笑)。水中を歩くのがヒザにもいいからね」
5月16日に沖縄で開催される40周年記念興行は異色のカードがズラリと並んだ。周年興行にありがちな「ここまでの思い出を振り返る」系の顔合わせはまったくなく、女子プロレスの“今”を象徴するようなメンバーが揃った。もちろんアジャも出場するのだが……。
「本当はね、自分は試合をやらないでプロデュースだけでいいと思ってたぐらい。それをリングサイド最前列で観ている、みたいな(笑)。さすがに自分の周年興行に出場しないわけにもいかないよねってなったんですけど、本当にね、今、女子プロレスの世界でキラキラ輝いている選手たちを集めたので、会場で観戦してくれた人たちは、みんな推しの選手を見つけてもらって、今度はその選手が所属している団体の会場に足を運んでもらいたいんですよ。
もちろんね、過去を振り返るってやり方もあると思うんだけど、私はそれはやりたくなかった。過去ってもんは、振り返ったところで変えられないでしょ? だったらさ、これからいくらでも変えられる未来を見せましょうよ、と。本当にこの大会でしか実現しないカードやタッグチームもたくさんあるので。来ないと損しますよ!
沖縄は遠いと思っている方もいるかもしれないですけど、会場は空港のすぐ近くでアクセスもいいから、なんなら東京から日帰り観戦もできちゃう。せっかく沖縄まで来て、日帰りはもったいないけどね(笑)。気になったって方はぜひ、ご来場ください」
歩行すら困難な状態から復活し、堂々と40周年を迎えるアジャコング。彼女が夢を託す女子プロレスの「今」と「未来」をしっかりと目撃したい。


