『松本人志さんが鍛えてるらしいぞ!』は、マッチョ界に激震が走って号外が出ました(笑)【ミドルエイジの挑戦/レイザーラモンHG #3】




「変化も大事ですけど、やり続けることも大事」

――やる気が出ない、ついつい言い訳をしてしまうなど、一歩を踏み出すことができない世間の40~50代にアドバイスはありますか。

「さっきも言いましたけど、僕は空気を読まないからこそ功を奏した部分があったので、そこも意外と大事なのかなと思います。空気を読んで空気を崩さんように立ち回るのも、もちろん大人として大事なんですけどね。何か違うことをやってみるのも大事かもしれないですね。トレーニングでもマンネリを防ぐために思い切ったトレーニングを取り入れてみるとか、普段やらんことをやるのはめちゃめちゃ刺激になると思います。相方とかうちの奥さんもそうですけど、とりあえずやるんですよね。相方はモノマネをとりあえずやるんですよ。うちの奥さんもお仕事をとりあえずやりますし、10打って1当たればバンザイみたいなスタイルなので、そこは見習う部分かなと。違うことをするのって結構ストレスなんですけど、やってダメでもいいので、まずやってみるのはいいかもしれないですね」

――時に空気を読まない。打率は低くてもいいから普段と違うことをまずやってみる。何事もチャレンジしなければ始まらないということですね。

「そうですね。『一発屋会』というのがあって、マイナスなイメージをプラスにしていこうと、一発屋と呼ばれる人たちみんなで集まってイベントをやっているんです。キャラとかギャグで売れた人って、やりたくない時期がくるんですよ。僕もあったんです」

——HGさんでもありましたか。

「今は吹っ切れてやるようになったんですけど、『もうやらない』とそのままやめていっちゃう人もいるんです。それはよくないなと思って。自分が生み出したものなので、自分がかわいがってやらんと誰もかわいがってくれないじゃないですか。(とにかく明るい)安村も一発屋会に入っているんですけど、昨今『有吉の壁』とかで活躍しているので、『もう一発屋会抜けてもええよ』と言ったんですよ。そうしたら『僕はまだ履いてますよを超える芸は見つけられていないので』って。あのネタを毎日劇場で、全力でやっていたんです。すごいなーと思っていたら、イギリスの番組での大ブレイクですよ。変化も大事ですけど、やり続けることも大事だなと思いますね」

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