2週間で5kg減。日常の中でつくり上げた体で『ニーアオートマタ』のA2に挑戦




8月12日(土)、13日(日)の2日間にわたって開催されたコミックマーケット102。アニメ・マンガ好きの人々が集う同イベントには、多くのコスプレイヤーさんたちも参加しています。そこでVITUP!編集部では、コミケに参加した筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーに取材を敢行。今回は、企業に勤めながらライブ配信者としても活動しているあーたそさん(@17a_taso)に話を聞きました。

――今回は『ニーアオートマタ』のA2のコスプレですね。なぜこのキャラを選んだのですか。

「今回は知り合いから私に似合うコスプレをたくさん提案していただいたので、その中から選びました。こだわりはいろいろありますが、とくに衣装はフィギュアを元にプロの衣装制作者の方に依頼して、忠実に再現していただきました」

――体づくりの面で取り組んだことはありますか。

「2週間で体重を5kg落としました。もともと私は短期間で集中して落とすタイプなので、7月から減量を始めました。最初はトレーニングと食事制限を並行して行なっていたのですが、夏の暑さのせいもあって途中でバテてしまったんです。それからは食事制限を緩めて、トレーニングで落とすようにしました」

――トレーニングではどんなことを行なっていましたか。

「仕事が忙しかったこともあって明確なトレーニングの時間というものはとらずに、普段からなるべく筋肉を使うように意識していました。たとえば家事をしている時につま先立ちでいたり、イスに座った時も背もたれを使わなかったり脚を浮かせたりして、日常生活の中で鍛えるように意識しました」

――起きている間はつねにトレーニングしていたということですか。

「そうですね。正直かなり疲れますし、慣れないうちは階段を上り下りするだけでも痛いくらい筋肉痛になってしまうのですが、これが一番効率的だと思います。仕事や家事をしている間もつねに筋トレができるので、トレーニングのための時間をつくらなくてもいいというのはかなりメリットを感じました」

――今後もコスプレに向けてトレーニングを続けていくのですか。

「そうですね。今回のトレーニングではウエストのくびれがまだまだだと感じたので、冬のコミケに向けてはそこを意識して鍛えていきます。衣装も今回よりさらに制作期間を伸ばして、さらにクオリティを上げたいです。冬なら食事制限でバテることもないと思うので、年末はさらに完成度の高いコスプレを見せたいです」

取材・文/シュー・ハヤシ
写真/てるりん、MiuRa