10/21(日)、東京都・小松川さくらホールにて、第53回全日本学生ボディビル選手権大会が開催された。午前中に行なわれた予選の結果から、午後には決勝比較審査、決勝審査(フリーポーズ)が行なわれ、地方大会を勝ち抜いた若き学生ボディビルダーたちが日本一の座をかけて競い合った。
結果は下記のとおり。
■第53回 全日本学生ボディビル選手権大会(男子の部)
優勝:相澤隼人(日本体育大学 1年)
2位:泉風雅(早稲田大学 3年)3位:五味原領(日本体育大学 3年)4位:長瀬嘉剛(早稲田大学 3年)
5位:福水魁(了徳寺大学 4年)
6位:須藤順平(神奈川大学 3年)
7位:分部良(早稲田大学 2年)
8位:半田紘己(名古屋学院大学 4年)
9位:堀川耀生(東海学園大学 4年)
10位:田中雅義志(了徳寺大学 4年)
11位:齋藤魁斗(国際武道大学 3年)
12位:八鍬泰行(神奈川大学 4年)
13位:松田開人(日本体育大学 3年)
14位:許博雷(早稲田大学 2年)
15位:鳥山創(早稲田大学 4年)
16位:外山寛大(学習院大学 4年)
17位:荻野亮(東京大学 4年)
18位:神林真輝(了徳寺大学 4年)
19位:宮城晟(愛知学院大学 2年)
20位:筧成司(愛知学院大学 4年)
■優勝:相澤隼人選手コメント
「優勝を目標にしていたので、素直にうれしいです。関東大会は自分の中で納得のいく仕上がりではなかったですが、今回は関東の時より絞れたので、そこに関してはよかったかなと思います。今後の目標としては、もちろん学生選手権を4連覇したい気持ちはありますが、学生とジュニアの枠だけに留まりたくないという気持ちもあるので、一般の試合にもどんどんチャレンジしていきたいです。今の一番の目標としては、日本チャンピオンの鈴木雅さんや、日本選手権で2位になってすごく注目されている横川尚隆さんと同じステージに並んでポーズを取りたいです。今回、目標は達成できましたが、あくまでも一番の目標に行くための過程を通過しただけだと思っています」
■準優勝:泉風雅選手コメント
「相澤選手がすごかったので、負けたことに関して悔しい気持ちはあまりないです。関東大会で顔合わせをした時に、正直、1週間で埋まる差ではないと感じたので、1年単位で準備をしてもう一回挑戦させてもらえればと思います。全体的な大きさもそうですし、絞りも完成度も全部負けていたと思います。上がいるのは幸せなことなので、この負けを次につなげなければいけないと思います」
■3位:五味原領選手コメント
「関東大会は僕にとって初めての大会だったので、最終調整がわからない状態で臨みました。自分の体について少し知ることができた関東大会の経験を、全日本に活かすことができたと思います。全日本までの1週間で納得のいかない部分を解消できて、今回3位という結果をいただいたので、すごくうれしいです。僕は今、大学3年生なので、就職を考えながらできる範囲でボディビルと関わっていきたいと思います」
■部分賞
胸:相澤隼人
腹筋:相澤隼人
腕:相澤隼人
脚:相澤隼人
背中:相澤隼人
モストマスキュラー:相澤隼人
ベストポーザー:相澤隼人
■団体戦
優勝:早稲田大学
2位:日本体育大学
3位:了徳寺大学
取材・撮影/伊藤翼
★大会前に本サイトで掲載した、相澤隼人選手、泉風雅選手のインタビュー記事もご覧ください。