俳優・金子賢が立ち上げた“夏が似合う筋肉美”を競い合うボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD」(SSA/サマー・スタイル・アワード)が8月2日、埼玉・三郷市文化会館 大ホールで開催された。
東京予選の「BEAUTY FITNESS MODEL masters」で優勝に輝き、「ベストステージング賞」も受賞した菅原櫻子。同部門への挑戦6年目となる彼女は「とにかく楽しむことを大切にしていて、今回も緊張することなく楽しく臨めました」と大会を振り返り、「ベストステージング賞は狙っていたわけではないのですが、自分の強みである“ステージングで魅せる”という部分を評価していただけたのは本当にうれしいです」と声を弾ませた。

そして、同日午後に開催されたプロ戦では9位に。昨年冬の大会では予選落ちという悔しい結果に終わっていたが、今回は見事トップ10入りをはたし、3年前に掲げた「自由音源でフリーポーズを披露する」という目標を達成した。
「私は『BEAUTY FITNESS MODEL』の出場者の中では最高齢の49歳です。身体の張りや筋肉量、全体のフォルムなどまだまだ課題だらけですが、コツコツ努力を続けていればプロの上位にも食い込めるということを証明したかったんです」
フリーポーズで選んだ曲は、映画「キル・ビル」のテーマ曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」。布袋寅泰の力強いギターに乗せ、“挑戦”や“戦い”を表現した。
「私は観客を盛り上げることがプロとしての存在意義だと思っていて、ステージングやポージングに注力してきました。記憶に残るステージにするため、撃つポーズや刀をしまうポーズなど、先生と相談しながらこだわって作り上げました」
菅原がトレーニングを始めたのは8年前、きっかけはダイエットだったという。
「でも私、筋トレが好きじゃなくて(笑)。やせる目的を果たした後はモチベーションが保てませんでした。健康のためにも続けたくて当時のトレーナーさんに相談したところ、『目標を持った方がいい』とSSAのことを教えてもらったんです」
“筋トレ嫌い”な彼女を突き動かしたのは、成長の実感だ。
「“できないことができるようになる喜び”を強く感じました。年齢を重ねると、仕事や生活ではある程度こなせてしまうことが増えていき、自分の得意なことばかりやるようになってしまいます。そんな中、SSAで若い子と対等な立場でステージに立って、できない悔しさを味わって、金子さんからフィードバックをいただいて、少しずつ成長していって……。まるで青春時代の部活動のようでワクワクしました」
「今後の目標は?」と尋ねると、菅原は「長く続けること」と即答した。
「今は週4〜5日のペースでパーソナルトレーニングに通っています。強制的にやらざるを得ない状況になるので(笑)。年齢に関係なく、努力を継続した先に良い結果が待っているということを、自分自身で証明していきたいです」
では、彼女のように挑戦してみたいという同世代の女性にはどんな言葉をかけるのだろうか。
「何歳からスタートしても遅すぎることはありません。『やりたい』と思った瞬間が始め時なので、まずは一歩を踏み出してほしいです。トレーニングはすぐに結果が出るものではなく、焦ることもあるかもしれませんが、信じて続けていれば必ず自分の順番が巡ってきます。そして、仕事や家庭以外に心から熱中できるものに出会うこと自体が、人生を豊かにしてくれます。怖がらずに一歩飛び込んで、自分の変化を楽しんでみてください」
楽しみながら挑戦を続ける彼女の姿は、これからも多くの人々の背中を押し続けていくだろう。

