女性らしい健康美を競うビキニフィットネスと、スイムスーツとイブニングドレスを着用した優雅な美を競うフィットモデル。それらの二刀流選手として、国内外で実績を残しているのが川口知子(42)だ。
今シーズンは6月の国際大会『2026 Mr. Universe Thailand(ミスターユニバースタイ)』に出場し、フィットモデルオープンで3位、ビキニフィットネス158cm以下級では2位の好成績をマーク。しかし、この結果は納得のいくものではなかったという。
「タイでは仕上がりが6割~8割くらいだったので、その仕上がりで出てしまった自分への不甲斐なさを感じました。シーズン初戦でしたが、もうちょっとできたかな、というのはあったと思います」
そこからコンディションを調整し、8月8日~9日の『ALL JAPAN FITNESS CHAMPIONSHIPS』に出場。フィットネス競技の年齢別、身長別で争われる国内頂上決戦において、ビキニフィットネス40歳~44歳160cm以下級で優勝(昨年3位からジャンプアップ)。ビキニフィットネス158cm以下級では2位という結果を残した。
大会後には「楽しかったです」と率直な思いを語り、「オールジャパンを目指して仕上げてきたので、自分でも満足できる仕上がりになったと思います。去年、背中の厚みなどが弱いと指摘をいただいたので、トレーニングの頻度ややり方を変えて体をつくってきました。その面がよく出ていたかなと思います」とここまでの取り組みを語った。
このオールジャパン選手権のマスターズクラスは、女性は35歳以上に門戸が開かれた舞台。60歳を超えてなお舞台に立つ選手もおり、まさに継続の美を体現している。そんな“続けること”について彼女に思いを聞いた。
「競技を長く続けるのは大変なことだと思いますが、続けるからこそ見えてくることもたくさんあると思います。継続の中で自分が成長する部分もたくさんあるので、そういう面でマスターズに出ている選手は尊敬しますし、自分もそういう存在でありたいと思います」
8月は15日には「オールジャパン・ウィメンズフィットモデル・チャンピオンシップス2026」が開催され連戦に。ここではフィットモデルで40歳以上級、158cm以下級の二冠を達成した。充実のシーズンを送る彼女は、国際大会、世界選手権も見据えてトレーニングを続けていく。今後も川口の活躍に注目していきたい。

