外肋間筋の裏側に位置し、外肋間筋と同じように肋骨の間を走行する。
ただ走行方向は反対で、肋骨を下げ、胸郭をせばめ、呼気運動を行なう。
呼気(息を吐く)に働く筋肉だが、外肋間筋や横隔膜が弛緩すると肺は自ら収縮するため安静時には関与しない。
スポーツなどで息があがった状態にのみ働く。
肋骨が広がった状態(リブフレア)では、深い呼吸ができなく「浅い呼吸」になっている。
しっかりと吐き切るために、肋骨の動きや姿勢、骨盤の位置を整えることも重要である。
<起始>
・肋骨の内面上縁
<停止>
・肋骨の内面下縁
<支配神経>
・肋間神経(T1~T11)
<主な働き>
・呼気時の胸郭の縮小
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