脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)




 

脊髄神経の後枝が支配する体幹後面の筋群の総称。

頸腸肋筋、胸腸肋筋、腰腸肋筋、頭最長筋、頸最長筋、胸最長筋、頸棘筋、胸棘筋で構成され、重力に抗い上体の安定に作用することから抗重力筋に分類される。

脊柱に沿って走行し、外側の腸肋骨筋群、内側の最長筋群、深層の棘筋群の三層に分かれる。

人間が直立できるのも脊柱起立筋が脊柱を支えているからで、日常生活においても使用頻度が高い。

<起始・停止>

後述する、腸肋筋・最長筋・棘筋からなる筋肉である。

<支配神経>

・脊髄神経後枝

<主な働き>

・上体の安定

<主なトレーニング法>

・デッドリフト

・バックエクステンション

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