【Road to 100㎏】いつ何時、誰の挑戦でも——。猪木イズムを胸にミノワマンZがデビュー




大台の100㎏を目指し、大幅な肉体改造を行なっているミノワマンの次戦が目前に迫ってきた。試合は2020年12月31日以来となり、その間には『ミノワマンZ』にバージョンアップ。増量後初となる試合を前に、最終形態に進化したリアル超人に話を聞いた。

「今回はミノワマンZとしてのデビュー戦」

——8月に体重が88㎏まで激減。体重を戻す際に、食事も含め何か変えたことはあるのでしょうか。

食事内容は変えてないです。今も基本は一日4食で、ほぼ毎日同じものを食べています。週末のチートデーも続けていたんですが、試合が近づくにつれて、そこだけはカットしました。食品添加物を極力避けていますし、食べるものは以前とほぼ変わりないですね」

——11月6日(『RIZIN』愛知・ドルフィンズアリーナ)に対戦する侍マーク・ハント選手は、身長は同じ175cmですが、体重はゆうに100㎏(公称110㎏)を超える選手です。

「とにかくデカいという印象ですね。ただ彼とは昨年、3分だけですけど愛知県岡崎市でグラップリングのエキシビション。4~5年くらい前にも岐阜でグラップリング。そのさらに前の7~8年前にもエキシビションで当たっています。一緒に練習をしたことはないですけど、同郷の選手なので彼がデビューした頃から試合を見ていますし、過去に3回手を合わせているので、そういう意味ではお互いに手の内は分かっていると思います」

——5年前のグラップリングマッチの結果は?

「その時は僕がスリーパーホールドで勝ちました。ただ今回は打撃もありますし、その時のイメージとはだいぶ変わると思います。パンチ主体で攻めてくる選手ですが、フィニッシュまでのイメージは何パターンができています」

——今回は120㎏契約での試合となります。

「Zになってからヘビー級戦線で闘っていくと決めましたので、そこは何も気にならないです。今回はミノワマンZとしてのデビュー戦になるので、気持ち的にも新鮮ですし楽しみの気持ちのほうが大きいです」

◆無差別級で闘う理由