改めて実感。筋トレは素晴らしい【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第84回】

VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか? 本日、私はお休みをいただいています。8月後半からは連日複数のアポがあり、複数の制作物を抱えていて多忙だったため、久しぶりの休日です。

仕事はできる人のところに集まります。とくに我々のような制作(企画・取材・執筆・編集…etc)の仕事をしていると、その傾向はより顕著に現れます。ここ最近増えているテレビやイベントのお仕事も同様で、使い物にならないと思われたら次のオファーは来ません。やればやるほど仕事が増えるのは、それだけ評価されていることの証であり、だとしたら忙しいのも悪いことではありません。また、学生時代は年間360日練習(と試合)という日々を過ごしていたこともあって、私の場合は休みがないことはあまり苦にならないのです。

休みがないことよりも嫌なのは、ジムに行く時間がないことです。日々トレーニングしている方にはおわかりいただけると思いますが、ジムに行けないストレスは半端なく大きなものです。体に張りがなくなる。筋肉・筋力が落ちる。脂肪がつく……ジムにいけない期間が長くなると、気持ちのモヤモヤが大きくなっていきます。

最近は24時間のジムも多いため、深夜でも早朝でもトレーニングに行く時間はつくれます。実際9月は人が起きている時間はなかなか自由が利かなかったこともあって、ジムに行くのは深夜2~4時の間。眠気覚ましに筋トレをしてシャワーを浴びてすっきりすることが目的でした。ただし、時間も時間であり、疲労の蓄積も大きく、十分なトレーニングはできないのが現実でした。

そんななか10月に入り、ようやく朝からトレーニングに行ける時間ができました。後ろの時間を気にしないで筋トレをできる喜び。汗を流した後の爽快感。寝ぼけていないからプロテインシャワー(前回コラム参照)を浴びる心配もなし。体は疲れても心は元気になります。トレーニングを十分にできない日が続いていた反動もあって、当たり前に筋トレをできる日常が尊く感じられ、幸せな気分になりました。

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筋トレ、運動をすると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが増加することがわかっています。また、人間は「脳内麻薬」と呼ばれるβ‐エンドルフィンという物質をつくることができます。これをつくるのには神経伝達物質のドーパミンが必要で、ドーパミンは運動によって増えるものです。久しぶりに充実した筋トレをした私は、「幸せホルモン」と「脳内麻薬」によって、幸せな気分になっていたというわけです。

筋トレによる幸せ効果を実感し、改めてその素晴らしさを再認識しました。忙しいから筋トレの時間を削ろうではなく、忙しいときほど筋トレの時間をつくる。年末に向けてさらなる多忙期がやってきますが、筋トレ効果で乗り切りましょう。

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアンの取材を手がける。