先月に詳報したように“リアルプロレスラー”として一時代を築いたミノワマンが、大幅な肉体改造を行なっている。普通であれば「格闘家=減量」を想像するが、彼が目指しているのは大台の100㎏。理想とするキン肉マンに近づくべく、大真面目にヘビー級への転向を目論んでいる。そこで『VITUP!』では【Road to 100㎏】と題してミノワマンの挑戦に密着。1ヵ月単位で体重の推移をリポートします。
—前回はチートデーを取り入れているというお話がありました。平日は食事を4~5回にわけてつねに節制しているわけですから、精神的な面でも効果がありそうです。
「そうですね。ただ今は仕事とかの関係で、平日も1日4食に抑えている日が多いです。以前は仕事が長引いた時も、むりやり夜遅くでも食べるようにしていました。たとえば夜の9時に4食目が終わったら、5回目は夜の11時という感じです。でも、そうなるとお腹も苦しいですし、あまり消化されていない感覚もありました」
—確かに内臓を休めるという意味では逆効果な気もします。
「それもあって、スムーズに食事を摂れない時は無理して食べないようにしました。理想は1日5食ですけど体の状態は今のほうがいいですし、体重も増えているので問題ないと思っています」
—それにしてもチートデーは、ダイエットだけではなく増量時にも効果があるんですね。
「体が刺激に慣れてしまうのかどうかはわからないですが、トレーナーからは『チートデーを必ずつくった方がいい』というアドバイスをいただきました。実際に取り入れてから変わりましたし、それでも停滞するようなら普段の食事の鶏の胸肉を豚肉に変えてみるとか、食材を少し変えるだけでも急に上がったりするみたいです」
—チートデーの日は以前のようなドカ食いも?
「そうですね。そこは好きなように食べています。あとは胃を休めるために昼過ぎまで食べなかったり、自分の感覚を頼りにいろいろ考えながらやっています」