中央の縦線『白線』と直角に横切る『腱画』により、筋腹が6~8ブロックに区分けされる。
筋トレや体脂肪を落とすことで浮かび上がる割れた筋肉が、この腹直筋である。
体幹を屈曲させる作用のほか、腹腔内圧の拡大、内臓の位置の安定、排便の補助などさまざま働きを持つ。
カッコいい体の象徴とも言える部位だけに、筋トレや有酸素運動で誰もがうらやむ腹筋を手に入れたい。
一方で、腹直筋の腱画は遺伝的な要因から配置には個人差があると言われ、それゆえに鍛えあげたシックスパックのブロックに大小が生まれたり、左右の腹筋が段違いにズレるケースもある。
<起始>
・恥骨結合
・恥骨結節
<停止>
・第5〜第7肋軟骨
・胸骨の剣状突起
・肋剣靭帯
<支配神経>
・肋間神経(T5~T12)
<主な働き>
・体幹の屈曲、胸郭前壁の引き上げ
<主なトレーニング法>
・クランチ
・レッグレイズ
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