週刊VITUP!アワード2020【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第146回】




VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか?  いろいろあった2020年も残すところあと10日。本当に1年はあっという間ですね。

 

さて、今回は今年で3回目を迎える「週刊VITUP!アワード2020」をお届けします。毎週日曜更新の私のコラム「週刊VITUP!」のアクセス数が多かったコラムを紹介し、自画自賛するという、私以外誰も得をしないコーナーです。例年は最終週に行なっていましたが、年末年始の仕事が立て込んでおり、次週は更新できない可能性があるため、前倒しして発表させていただきます。

 

今回の対象となるのは2020年に公開となったコラムで、第97回~第145回までとなります。公開日時が早い方が有利ではありますが、細かいことは気にせずに発表していきましょう。

 

まずは第5位。

第114回 コンビニで「プロテイン」と名のつく商品を全部買ってみた〔前編〕(5月3日更新)

 

こちらは緊急事態宣言中のコラムです。ジムにも行けず、取材もできずという状況のなか、コンビニで「プロテイン」と名のつく商品を全部買って、実際に食べて飲んでそれをリポートするというバラエティ企画。前編は多種多様なプロテインバーの食リポでした。どんな商品かわからないと手を出しづらいという方もいると思うので、ちょっとしたお役立ち情報になったと思います。なお、ランキング第6位はこの企画の後編でした。

 

続いては第4位ですが、第3位とネタかぶり。今年を象徴するかのようにマスクネタが二つランクインしました。

 

第4位は第124回 ジム用マスクを入手しました(7月12日更新)

そして第3位が第129回 ミズノのマスクを使ってみた(8月16日更新)

一時期はマスクの入手が困難な時期もあり、多くの人がマスクに対する情報を欲していました。私のコラム以外にもマスクに関連する記事はアクセス数が多く、withコロナ時代を象徴していると言えるでしょう。いろいろなマスクを試しましたが、ジムではサポーターメーカーの伸縮マスクを使用しています。

 

そして第2位はこちら。

第111回 緊急事態宣言でジム休館、“鉄人”小橋建太の思い(4月12日更新)

 

緊急事態宣言が発令された直後に「会員さんの安全を守ることが第一」と、どこよりも早くジムの休館をアナウンスした、“鉄人”小橋建太さんを直撃取材したコラムです。小橋さんは現役時代は幾多の困難を乗り越え、“鉄人”と呼ばれた男。「苦しい時こそ成長できるチャンス。苦しい時を乗り越えてこそ、人生においても、トレーニングにおいても成長できる」という熱い言葉が多くの読者の皆さまに響いたようです。

いよいよ1位の発表です。第1位はこちら!

第110回 現金10万円給付されたつもりでホームジムをつくってみた(4月5日更新)

 

これは緊急事態宣言直前のコラムです。ジムに行けなくなるのではないか?というタイミングであり、トレーニーの方々が自宅にトレーニング用品をそろえようという時期にハマった結果と言えるかもしれません。実際、今年はパワーラックがかなり売れたと言います。このコラムのように給付金でトレーニング用品を買いそろえたという人もいることでしょう。ちなみに私は給付金を妻に回収されたため、ホームジムはつくれませんでした……。

 

というわけで「週刊VITUP!」の1年を振り返ってみました。やはり今年はコロナ関連の話題に尽きます。2021年はオリンピック・パラリンピックがどうなるか?など、まだまだ先が見えない部分も多いですが、より明るく楽しい情報を発信できたらなと思っています。

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアン、パラリンピアンの取材を手がける。